Waiting for YUU

浅川さんのファンにとって、「ゆうき」といえば「ヒカルの碁」の「三谷祐輝」・・・ですが(アメリカ横断ウルトラクイズ風)、浅川さんは「ヒカルの碁」よりも前に「ゆうき」という名前のキャラを演じています。「マリオネットカンパニー」というゲームに出てくる「天徳(てんとく)ゆうき」というキャラです。1999年にマイクロキャビンからリリースされ(PlayStaiton、Dreamcast、Windows版が出ています)、そのゲームのドラマCDが「マリオネットカンパニーオリジナルドラマ プロトタイプ零」(以下「プロトタイプ零」)です。本来ならゲームの方の感想を書くべきなのでしょうが、なんとなくプレイが面倒なのでまだやっていません(ぉ。ですので、今月はこの「プロトタイプ零」を聞いた感想を書こうと思います。

「マリオネットカンパニー」というゲームは、マリオネット(女性型アンドロイド？)を育成していくギャルゲーらしいです。ゲームの主人公(プレイヤー)はマリオネットの技術者を目指すサラリーマンで、その主人公のマリオネット技術の師匠が浅川さん演じる「天徳ゆうき」というキャラです。かなり色っぽいキャラですが、主人公の母親の親友らしく主人公の2倍近い年齢だったりします。でも、見た目は20代(笑)。実際、キャラクター紹介でも、

トップレベルのマリオネット技術者であり、研究者でもある。実は主人公の母親の親友で、主人公の２倍近い年齢だが、どういう卑怯な手を使ったのか、いまだに２０代のような容貌をしている。性格的には非常にサバサバした女性で、江戸っ子気質。主人公を自分の息子のように思っていて、時に優しく、時に厳しく、主人公を指導する。

と書かれています。ちなみに、身長は160センチで3サイズは上から95(E)・59・85です。95のEですよ、95のE(゜▽、゜)。

今回紹介する「プロトタイプ零」は、プロトタイプという名前から想像してもらえばいいのですが、上記のゲームより20数年前の話を扱っていて、ゲームに登場するマリオネットのプロトタイプの製作秘話的なエピソードとなるドラマCDです。ゲームでは主人公のアドバイザー的な役割を果たしている天徳ゆうきさんですが(既にさん付け)、「プロトタイプ零」ではピチピチ(死語)の24歳で、ゲームの主人公の父親である瑞浪匠(みずなみ たくみ)と共同でプロトタイプのマリオネットの開発に携わる重要なキャラとなっています。浅川さんには珍しく、かなりセリフが多いキャラです(笑)。

このドラマCDは簡単に言えば、「匠が開発するマリオネットを巡っての社内抗争」というのがメインです。天徳ゆうきおね〜さまはその中で、部長と不倫している設定で、その部長に利用され、匠の監視役としてマリオネットの開発に携わります。そんなキャラですから、かなり色っぽい感じでキャラ付けされており、僕的にストライクゾーンまっしぐらな感じです(笑)。

不倫相手の部長から「匠をマークしろ」と言われ匠に近づくわけですが、要は女の武器を使って匠を骨抜きにするというのが目的だったりします。ですので、耳元で囁くような声で「ね？キスしていい？」とか「匠クンの唇見てたら、欲情した。」など、聞いていてこっちが悶々とするようなセリフが満載ですヽ(´ー｀)ノ。匠が酔ったゆうき様をおんぶしたときも、自分から胸を背中に押し付けたり。匠君が羨ましい限りです。

そんなゆうき姐さんも可愛いところがあり、匠に好意を抱き始めた時には「私の手料理を食べに来て欲しい」というようなことも言ったりします。くぅ、いいね、いいね！個人的にはたまらないものがありますヽ(´ー｀)ノ。ゲームでは年齢が20歳ぐらいアップしてしまうのが悔やまれます(笑)。まあ、40代ならなんとか許容範囲ですけども(大嘘)。

さて、このドラマCDには最後のトラックに、各キャラを演じた声優さんからの一言が収録されており、それぞれの声優さんが演じた間奏を述べています。浅川さんは、「天徳ゆうき役をやりました浅川悠です。え〜と、今回は年齢設定が・・・ばらしていいのかな・・・言っちゃおうっと。え〜と、実年齢に割と近い感じで(他の声優さん達爆笑)・・・。」と、この頃から相変わらずだったようです(笑)。さらに続けて、部長と不倫していることに関して、「あんな部長、どこがいいんでしょう(笑)」と一刀両断しています(笑)。そこまで言っておいて、「まあ、でも、ナニが良かったということで」と締めていたのはさすがです(笑)。周りから「何が良かったのかはっきりさせないと」と突っ込まれて「それは、18歳未満の子が聞いていると、仕事がなくなっちゃうと思うんで、黙っておきますけど」と答えている浅川さんが素敵です(笑)。

そんな感じの「プロトタイプ零」。浅川さんのセリフも多いですし(っていうか、メインキャラだし)、ちょっと古いので入手が困難かもしれませんが聞く価値はあると思います。以上、終わり。って、みじかっ！

今月も短いながらもなんとか書くことができましたヽ(´ー｀)ノ。また、このコラム作成に協力してくださった歩さんに感謝します。あ、そうそう。来月の20日前後は、新人研修で最も重要かつテンパる(下手すると家に帰れない)と予測される期間なので、来月のコラムは誠に勝手ですがお休みさせていただきます。もしかしたら、暇なのかもしれませんが、今まで「暇だった」と答えた経験者に会っていないので、先手を打っておくことにします。ネタもないですし(笑)。

一応、7月のコラムは掲載する予定です。それでは、次回のコラムでお会いしましょう。