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おね〜さまのお部屋 -バースディ・ディスク "Pisces" 発売記念イベント #2-

浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。

※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。

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●番外編(浅川さんが出演していないイベント)

2002/03/24

バースディ・ディスク "Pisces" 発売記念イベント#2@石丸電気横浜店

2002年3月20日にサイトロンから、浅川さんにとっては初のソロCDとなる「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」が発売されました。前半はCDドラマが3つ収録されており、後半はSE+浅川さんが作詞した4曲の計5曲が収録されています。その「バースディ・ディスク」の発売を記念してのイベントが石丸電気 横浜店にて行われましたので、そのレポートです。イベント内容は、トーク・ミニライブ(?)・握手会です。トークの内容がメインです。ちなみに、トーク内容の順番まではきちんと覚えていません(笑)。おそらく話が前後している部分があると思います。


昨日のイベント(2002年3月23日)に続いてバースディ・ディスクのイベント第2弾です。え〜、思いっきり寝坊しました(笑)。結果としては余裕で間に合ったんですけど、今日も行きは走りまくりましたとさ(ごふっ)。今回のイベント会場は石丸電気 横浜店の6階だか7階だったんですが、イベント会場へ行くエレベータに乗った時、うちら(客)と一緒にメガネをかけたお兄さんも乗り込んでいて、スタッフの人がエレベータのスタッフに小声で「関係者です」と言っていました。その方があの人だったわけです(伏線)。今回のイベントでは60人〜70人ぐらい集まっていると思われます。

初めにCDのディレクターの小川さんからの挨拶。録音とか撮影とか禁止の旨が言い渡されたりした後、浅川さんが登場。挨拶の後に「ごめん、今日は凄いことになるかもしれない。公開チューニングとかやるかも」と謎の言葉を残して(伏線その2)、小川さんとのトーク開始。

「バースディ・ディスク」はシリーズもので、過去にも、かかずゆみさんを初めとして9人の方が出しています(2002年3月現在)。それぞれの方が浅川さんと同じようにイベントをやってきていると思われますが、昨日のヤマギワソフトのイベントでは、今までのバースディ・ディスクのイベントでは過去最高のお客さんが集まったらしいです。だからなのかわかりませんが、今日は小川さんと浅川さんのマネージャが浅川さんを「車で迎えに来てくれた」とのこと(笑)。「VIP待遇だ」と喜んでいましたが、昨日より客の人数が少ない会場を見て、「今日はちょっと少ないから帰りは電車で帰れと言われる」と笑っていました(後日談になりますが、ヤマギワソフトの時よりは少なかったものの、それでも石丸電気 横浜店におけるバースディ・ディスクのイベントでは過去最高の集客人数だったとのこと)。

昨日のイベントで過去最高の集客数を記録したのにも関わらず、小川さんは浅川さんに「あ、昨日のイベントは過去最高記録だったんだって」と何かのついでに普通に言われたらしく、浅川さんはちょっと不満そうでした(笑)。とにかく、今日は会場まで車で送ってもらった浅川さんですが、道中で羽田空港の近くを通ったらしく、飛行機を間近で見て「大きい〜!」とはしゃいでいたらしいです。なんか、可愛い(笑)。浅川さんは今まで飛行機に乗った事がないらしく、飛行機が飛ぶのを見てはしゃいだそうです。その後に「子供かよ」と自分で突っ込んだらしいですが(笑)。そんな感じで、安楽死の話などもしながら(なぜそんな話になったかは思い出せないとのこと)会場に来たらしいです(笑)。そういえば、今日の天気が快晴だったので(ちなみに、昨日のイベントは雨模様だった)、「森久保祥太郎に『こんな日はディズニーランドに行きたいね』とメールを送ったら『お前、そんなキャラだったっけ?』と返事が来た」と言っていました(笑)。やはり皆さん思うことは同じようです(ぉ。

やっぱり「アーツの社歌を作りたい」(昨日のイベント参照)とかそんなとりとめない話をした後、本格的にトークに突入。CD製作の苦労話について話すことに。今回のイベントに参加している客を見て昨日とかぶっている人が多いと判断したのか、「かぶらない話がいいかな」とは言ったものの、「しまった、昨日話し過ぎた」とぼそっと後悔していました(笑)。それでも、新しい話ばかりで楽しかったです。それだけ苦労が多かったということなのでしょうか(笑)。順番がめちゃくちゃになっていますが、トークの内容をぽこぽこと書きます。話が繋がっていなくても気にしないでください・・・。

昨日のイベントではあまり話さなかった、「lilith」についてのお話。「lilith」は実はディレクターの小川さんが「こんな曲を作りたい」といって作った曲なんだそうです。「LUNA SEAみたいな曲」を作りたかったらしく、エンジニアの人にLUNA SEAの曲をダビングしたMDを聞かせて「こんな感じで」と頼んで作ったとのこと。そこでエンジニアがヴィジュアル系の曲を作りたいのなら良い奴がいると紹介をしたのが「lilith」の作曲にも関わったギターのMARSさんだったらしい。LUNA SEAっぽいのを作りたかったというのもあって、昨日のイベントで言っていた「lilith」の歌詞の「ねぇ」は河村隆一風に「ねぇへぇ」と歌うという話になったようです。さて、そのMARSさんを紹介されるときに「ヴィジュアル系出身だから、レコーディングの時とかもくるくる回るよ」と言われて、「私、そういうの好きじゃないですか」と期待を膨らませた浅川さん(笑)。レコーディングするときも回りやすいようにわざわざスペースを作ったそうです(笑)。ところが、いざ収録するときには

浅川「ねぇ、今日、回るの?回るの?」<わくわくしながら
MARS「今日はシールドがあるから回れない」
浅川「何だよ〜、(回らないのなら)録るもの録ったらとっとと帰れ

という風になったらしいです(笑)。本当に「とっとと帰れ」と言ったかどうかは定かではありませんが(心の叫びを言っただけかもしれないし)、とにかく浅川さんは回る人が大好きってことです(違)。今思えば、Stagesのギターの宮本コウジさんもライブ中はくるくる回ったりしていたので、お気に入りだったのかもしれません(笑)。ただ、宮本さんの場合は回りながら蹴りまで入っていましたけども(笑)。何にせよ、4月10日の浅川さんのソロライブではMARSさんに心置きなく回ってもらうつもりらしく、ライブハウスのステージが凄く小さいけど回るためのコーナーを何とか作ると言っていました(笑)。

4月10日のソロライブ「GIG THE NAKED」の告知をするときに浅川さんが「今度、4月10日に夏樹さん無しでライブやります。初めてのソロです」とStagesでともに活動している夏樹リオさんがいないことをさりげなく強調するので会場はウケていましたが、今思うと、あれって笑ってよかったんだろうかとふと思う今日この頃(笑)。僕としては、4月10日のライブに夏樹さんがなぜか客としているというパターンになっていると楽しいです(笑)。しかも、最前列で(笑)。そんなことはさておき、そろそろ「GIG THE NAKED」のリハも始まる頃だという話になり、

浅川「リハもそろそろ・・・」
小川「う・・・ん」
浅川「大丈夫なのかなぁ(笑)」

という会話なんかもありました。もしかして、小川さんはソロライブにあまり乗り気じゃないのでしょうか(笑)?もの凄く気の抜けた返事でしたけど(笑)。

「rest」製作時の苦労話。昨日のイベントで浅川さんが歌った「rest」は「おやすみソング」みたいなもので、「普通のときに(弱音を)言われると『何言ってんだよ』と返す」のに、寝る前の気分がゆったりしている時に相談とかされると話を聞いてあげたくなっちゃう、そんな感じを出したかったそうです。演奏はピアノなのですが、そのピアノが浅川さんには曲者だったらしく、普段は「ドラムとかでリズムを取れる」のにピアノではそんなわけにもいかず苦労したそうです。さらに、最初のデモテのときと最終的なアレンジが全く違ったので大変だったらしいです。上手く歌えなかったために「前の方がいいよ、もう!」と逆ギレしていたと言っていました(笑)。浅川さんは実は「楽譜が読めない」そうです。一応、「下からドレミ」とやっていけば楽譜が読めるらしいですが(笑)。僕も全く同じなので苦労がちょっとわかります(笑)。浅川さんが昔、ボイトレで教わっていた先生は「ピアノのおばさん」(By浅川悠)だったらしいのですが、音符を読めなかったために、その先生に「そうだね。悠ちゃん、中学校出ていないもんね」と言われたらしいです。「中学校は誰だって出ているじゃない。今思えばあれは嫌味だったのか」と今ごろ嫌味だって気がついた浅川さんが素敵なエピソードです(笑)。

楽器を何もやったことがないから音符が読めないと言っていた浅川さんですが、Stagesのリハーサルのときも困ることがあるようで、

菊地「きついから、半音下げていい?」
(メンバー、そのつもりで演奏準備に入りだす)
浅川「ちょっと待って、ねぇ、私はどうしたらいいの?」<ちょっとパニック気味
中野「お前は今までどおり歌えば良い」

というやり取りなんかもあったそうです。・・・僕にもさっぱりわかりません(笑)。

そんな浅川さんが「rest」のレコーディングを一発で通せるわけがなく、どうしても歌えないところがあったり、音がわからなくなったりする箇所があったそうです。そういう時は、スタジオにピアノが置いてあればその場でちょっとしたボイトレをするらしいのですが、今回のCDでは、ディレクターの小川さんがブースから「この音」とポーンとピアノを鳴らして音を拾わせていたとのこと。ただ、そのブースで鳴っている音が「何かチープで、鍵盤を押したときにカッチャンと音がする」(By浅川)から不思議に思っていたところ、小川さんが使っていたピアノは子供用のピアノで、本体に「ぴあのほーん」と平仮名で書いてあるようなものだったらしいです(笑)。それでも音を拾えずに歌えない自分が悔しかったと浅川さんが言っていました(笑)。小川さん曰く、その「ぴあのほーん」は「結構使える」とのことだったんですが「ただ、半音が出ない」という欠点があるらしいです(笑)。

そんな「rest」を「ライブのときにピアノで歌いたい」と浅川さんは言っていました。そんな場所がないと気付いた浅川さんは「2階からピアノを吊るして」と諦めませんでしたが、「でも、水かけて壊しちゃうしなぁ」と一言。そういうオチですか(笑)。会場は大笑い。知らない人のために補足しておくと、Fifth Stageのライブ中に水をこぼしてモニタースピーカーを壊してCLUB PHASEに弁償したということがあり、それを踏まえての発言だったりします。実際にその話をばらしたのはX'mas SPECIAL LIVEの時ですけどね。今回のイベントで浅川さんはさらにそのときの真実を述べていまして、あのスピーカーは夏樹さんが水鉄砲を使ったために壊したことになっていますが、「実は、私は自分で壊したって自覚しているの」とのこと。夏樹さんが水鉄砲をピューピューやっているのを見て「私が調子に乗ってペットボトルの水を会場にぶちまけた時にスピーカーにかかって、まずい!と思って足でゴシゴシ消した」と白状していました。今だから明かされる真実です(笑)。足でゴシゴシ消したところでスピーカー内部に入った水はどうしようもなく、ライブが終わった後にPHASEのスタッフから「今日の売上から19800円引いておくんで」と言われたらしい。浅川さんが「私がやった」と言っても、夏樹さんは気が動転していて「ごめんね、ごめんね。私が水鉄砲でかけちゃったから。出入り禁止になったりしないかな」と聞く耳を持たなかったらしいです。浅川さんが「いや、私が水をかけちゃったんで」と言っても「ごめんね、本当にごめん」と人の話を聞く余裕がなかったので、浅川さんは「もういいや」と思い「いや、いいですよ。2万円ぐらい」と開き直ってしまったらしいです(笑)。そのまま今日の今日まで「スピーカーを壊したのは夏樹リオ」ということにしていたようです(笑)。僕もおかしいと思ったんですよねぇ、夏樹さんの水鉄砲は僕が見ていた限り、スピーカーにかかっていませんでしたから(笑)。どっちにしろ払う金額は変わりないですけどね・・・。精神的には色々と変わるっぽいですけど。

次は「Can't stand」についての話。「Can't stand」の作詞も浅川さんですが、この曲は元々Stagesのライブでやるために作られていた曲なので今回もう一度作詞をしたわけではありません。歌詞は同じですがライブとは違うアレンジで収録されています。Stagesのライブに行ったことがある人ならわかりますが、この「Can't stand」という曲は今まで題名が決まらず、題名がない状態が続いていました。浅川さんは「Egg-manのとき(Second Stageのこと)から決まっていないから2年ぐらい」とか言っていましたが、そこまでひどくはなくて(笑)、実際は、初披露されたFourth Stage(2001年9月)からSeventh Stage(2002年3月)までの約半年間、題名がないままでした。それが今回のCDを出すことになってようやく「Can't stand」と名前がついたという経緯があります。ちなみに「BLIND」という曲(浅川さんが作詞)はSecond Stageからやっているので、それと勘違いしたようです。

そんなわけで、題名が決まるまではStagesのリハではその曲を「ヴィジュアル系の」と呼んでいたそうです(ヴィジュアル系っぽい曲だから)。確かに、Seventh Stageのときに貼ってあったカンペには「Can't stand(ヴィジュアル)」と書かれていました(笑 情報提供:リオっちさん)。名前がない期間があまりにも長すぎたため、前回のライブのリハのときにも浅川さんが「次、Can't standね」というと、バンドのメンバーがみんなガサゴソと楽譜を探し始めて、それを見た浅川さんが「ヴィジュアル」と言ったら、メンバーが急に「ようし!」とやる気満々になるなんてことがあったようです(笑)。「ヴィジュアル」という名前が「浸透しすぎた」と嘆いていました(笑)。

Stagesのオリジナル曲である「Can't stand」をなぜ今回のCDに収録したかというと、ライブに来られない人にライブではどんな曲をやっているのか知ってもらうためと、ライブに興味がない人にもStagesに興味を持ってもらうためだそうです。浅川さん曰く、「別に今の(Stagesの)お客さんに満足していないというわけじゃないけど」浅川さんに興味がない人でも曲を聞けるようにCDに入れたとのこと。音源にすることによって、ラジオでも流せるようになるからという目論見があるようです。僕の左斜め前に女の子がいたのですが、その女の子を見ながら「女の子なんかは親が(ライブに行くのを)止めたりするんだろうし。新幹線の最終が9時ぐらいで、うちのライブでは物販を買わないと、(ライブハウスから)出してもらえないし(笑)」とライブに来られない人のことを述べていました。「女の子は親に止められるだろうし」と浅川さんが言った時に「お前がそれを言うか」みたいな笑いが会場では起こっていたことも忘れずに書いておきます(笑)。

「Can't stand」の詞はStagesとも今回のCDとも全く関係ない「他のバンドのメンバーと飲んだ後に、帰ってきてから作った」ものだそうです。やはりお酒の力に頼ると詞が出てくる模様(笑)<昨日のイベント参照。「Can't stand」は割とすぐに作詞できたそうです。ちなみに「BLIND」の時は、詞を上げる締切りの前日に「どうしても大阪(のライブ)に行きたくて」大阪へ行ってしまい、しかも、大阪に行くことはバレていて、きちんと締切りに間に合わせないと何を言われるかわからないので、ライブ後にホテルに戻ってから詞を仕上げたそうです。だから「BLIND」は「大阪な感じです」(By浅川)とのことです(何のこっちゃ)。

今度は「Second wind」の話。SEである「infection」はライブ前のドキドキ感を表したいと作曲してもらうときに注文したという話を昨日のイベントでしたのですが、「Second wind」は「爽快感を表した」そうです。浅川さんの中のイメージでは「dreamのプロモで、崖で歌っているような感じ」の爽快感らしいです。「lilith」だか何かの作曲を頼むときに、言葉であーだこーだ言ってもなかなか相手に伝わらず、MARSさんかエンジニアに(すみません、覚えていません)「映画で例えるとどんな感じ?」と聞かれてから、これからは作曲を頼む時は「映画に例えて発注しようかと」思ったそうです。それにしても、発注って・・・(笑)。その話の後、思い出したように「ハム太郎みたいな感じで、とアーツの社歌を頼もう」と言い出して(笑)、「いきなり私が『マウスプロ所属』とかになっていたら、何かあったんだなと思ってください」と、もうどこまで本気なんだかわからないことを言っていました(笑)。会場から「(夏樹さんが所属している)俳協じゃないの〜?」と突っ込みが入ると「俳協ね。リオさんに色々聞いているけど」と意味深なことを言っていました(笑)。とにかく、昨日からというものの、浅川さんはアーツの社歌を作る気満々です。今後に期待しましょう(笑)。

CDに収録されている各曲のタイトルの話。「rest」は最初から「rest」と決まっていたそうですが、他の曲はなかなか上手く題名をつけられなかったそうです。「lilith」は実は夜の魔物(女)の名前なのですが、あるところでは女神と称えられていてるけど他の地域では悪魔になっていたりとそういうところが気に入ってつけたようです。聖書でも出てくるらしく、Eveと出会う前のAdamの妻で(実はAdamは初婚じゃないらしい)、Eveをそそのかして禁断の実を食べさせた人物(?)らしいです。元々、浅川さんがそういう神話系の話が好きだったのと、「lilith」の題名が思い浮かばずにMARSさん(元ヴィジュアル系)に相談したところ、そういう困ったときには神の名前とかを使うんだよとアドバイスされたから思い浮かんだらしいです。「lilith」の詞もちょっと愛人っぽい部分があるのでいいかなということで決めたらしいです。人名だから「Lilith」のはずですが、浅川さんが「小文字が好きだから」という理由で「lilith」にしたとのこと(笑)。「lilith」の詞については、好きなんだけど、付き合っちゃうと嫌なところが見えてきちゃうし、それならこのままの距離の方が良い所だけ見ることが出来ていいかなぁという思いを表現したとのことです。曲の前半と後半は相手の男が違うという面白い曲が出来たと言っていました。前半は後半のための当て馬の男らしいです(笑)。確かにそんな感じです(笑)。

SEの「infection」は「感染する」とか「伝播する」という意味ですが、「その時、ちょうどスタッフに風邪が流行っていた」からつけた名前らしいです。いいんでしょうか、そんなので(笑)。「influenza(インフルエンザ)」にするかという話もあったらしいですが、さすがにそれはかっこ悪いだろうということで「infection」にしたらしいです。

「Can't stand」はそのままだと「立てない」という意味ですが、「can't stand」で「辛い」とか「耐えられない」という意味があり、前者の意味でも後者の意味でも両方当てはまると思ってつけたらしいです。「Second wind」も熟語になっているのですが、自分で付けておいて「なんだったっけな」と意味を思い出せない浅川さん(笑)。「確か、元気が出るとかそんな感じ。ケアルみたいな。」と言っていました。FFですか(笑)。実際、辞書で調べると、「second wind」には「息切れしたあとの回復した呼吸」とか「元気の回復」という意味がありました。「ケアルみたいな感じ」であっているでしょう(笑)。

そんな感じで、CD製作は16時から朝の4時までかかったりして「生霊が出そうなぐらい、喜怒哀楽を出し切った」とのことでした。「歌っていないのに喋りすぎて喉が痛くなった」とも言っていましたが(笑)。何やっているんでしょう(笑)。後は、打ち上げしたときの領収書の名前が「サイトロン」じゃなくて「サイトローン」だったとか(笑)。「どこの金融だよ」と浅川さんが突っ込んでました(笑)。他にも、hm3のグラビアや今回のCDのジャケットを見て「何故ヘソを見せないのか」とか「そんなに見せられないようなヘソなのか」と「セクハラまがいのメールを貰った」(By浅川)と言っていましたが、「たまたまヘソが写っていないだけ」で特に意味はないそうです。ソロライブ「GIT THE NAKED」のチラシにはヘソが出ている写真を載せるそうです。3月30日のキャラコンに浅川さんが出演するので、その時にそのチラシを配るかもしれないとのことでした。そういえば、その30日に関しても、「30日は・・・ビックサイトで」とやる気がなさそうでした(笑)。「いや、行きたくないわけじゃないんだよ」と言っていましたけどね(笑)。

ここらへんでトークは終わり、次は歌を1曲披露することになったのですが、今回は「Second wind」。作曲した荒牧賢治さんが来ているので「ケンジコールを」とのこと。中途半端なケンジコールを受けて賢治さん登場(笑)。今の仕事をする前は老人ホームでお年寄りの話を聞くような仕事をしていたらしいです。その賢治さん、今日は思いっきり遅刻したそうです。今日のイベントのリハも賢治さん抜きでやり、電話したら「本番にも間に合わないかも」と言われ、「どういうことよ」と思ったらしいです(笑)。

会場「一緒にエレベータに乗ってきたー」
浅川「でしょ、それってかなり遅い時間だよね?」<浅川さん大ウケ(笑)
浅川「遅いっちゅうの」

そう、僕がイベント会場に上がってくるときにエレベーターに一緒に乗っていたのは賢治さんだったのでした(笑)。Stagesでは遅刻すると言えば浅川さんになるわけですが、この日限りはいつもと立場が逆(笑)。「私も人のこと言えないけど、さすがに本番に遅刻しそうになったことはない」と威張っていました(笑)。賢治さんは、どうやらイベント開始が14時からと聞いて、14時に間に合わせればいいと思ったらしいです。「あなた、お客じゃないんだからさ」と浅川さんに突っ込まれていました(笑)。

そんな浅川さんの突込みをバックに、ひょうひょうと公開チューニングをする賢治さん。かなりの大物っぷりです(笑)。もちろん、すみませんと謝っていましたけどね。賢治さんは眼鏡をかけているのですが、浅川さん曰く「ライブではコンタクトになる」らしいです。「今日は諸事情により」(By賢治)眼鏡らしいです。諸事情って、単に遅刻ギリギリだったってだけじゃないかと思います(笑)。

自分以上の遅刻をする人物を見つけた浅川さん。4月10日のソロライブ「GIG THE NAKED」は平日の19時からということで「会社が終わってからなので、間に合わないかも」と言われたりするらしいですが、(賢治さんが遅刻して)「30分押しぐらいで始まるかもしれないから大丈夫(笑)」と余裕のトーク(笑)。

他にも「今日、始まる前にスタッフの方から『(集客数は)50人ぐらい』と聞いて、ポスターを見たら『先着150名まで』と書いてあって、『そんなにいらないっての』と突っ込んだ」という話や、ちょうど前日にStagesの公式ページがリニューアルされたのを受けて、実は今までリニューアルされなかったのは自分のせいだと謝罪したりしていました。なんでも、ページの管理人さんから「こんなデザインでどうか」と聞かれて、浅川さんは別件のついでに「いいんじゃない」と返事を出したつもりだったけど、管理人さんは正式な返事がもらえるまで待っていたらしく、その行き違いからリニューアルが遅れてしまったらしいです。「ごめん、私が勘違いしてて遅れた」と謝っていました。

そんなトークの後、賢治さんの準備も整ったということで歌に入るわけですが、浅川さんが一言、「ねぇ、私のイベントなのになんで私が繋がなきゃいけないわけ?(笑)」と笑っていました。僕もそう思います(笑)。その後、お客さんも立とうかと立たせて「Second wind」を披露。CDとは違うアレンジがされていましたが、いい感じでした。ライブハウスでやるときはどのようにアレンジされるのか、それも見ものです。行けるといいなぁ、「GIG THE NAKED」。

歌い終わった後は、握手会。サインペンも自分で用意し、CDにサインしてもらおうと思い「サインはダメですか?」と聞いたところ、隣にいたマネージャらしき人物からダメだしが出たのでサインは貰えず(泣)。昨日のBLUEのラストライブのときに、EASTで貰ったチラシに浅川さんが行きたかったと思われる4月10日のライブのチラシがあったので、

子羊「これあげます」(チラシを差し出す)
浅川「何々?」
子羊「昨日貰ったライブのチラシです」(と言ったような気がする)
浅川「へ〜、いつの?」
子羊「4月10日」
浅川「いらないわよっ」

とちょっと楽しいひと時を過ごしたり(笑)、「昨日はBLUEのことが頭が一杯だったので、すみませんでした」と謝っておきました。昨日言い忘れた「お誕生日おめでとうございます」もきちんと言っておきました。握手した後は、そのまま会場から出る流れだったのですが、僕の前に握手していたあてるさんのお友達の方が、出るときにドアにガンッと衝突しておいしいところを持っていかれて悔しかったです(笑)。いいなぁ、あれはおいしかったなぁ・・・。

そんな感じでイベント終了。

バースディ・ディスク "Pisces" 発売記念イベント#1 レポート

「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」
サイトロン(SCDC-00167) 2400円


そういえば、握手会のときに思ったんですけど、浅川さんって話を広げるのが上手いなぁと思いました。僕は幸運にも2日間とも最初の方に握手できたのであまり他の人の握手シーンを見ていませんが、握手しているときも特に会話が途切れることなく、会話を盛り上げつつ短く切り上げていくのを見て凄いなぁと思いました。純粋に楽しいと思えた2日間でした(^^)。

それでは、次のレポートまでさようなら。

■■2002/03/30■■
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