浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。
※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。
2002年10月6日に秋葉原の石丸電気 パソコンタワー8階にて、浅川さんの「gaze」と夏樹リオさんの「ri:wáind」のCD発売記念イベントがありました。CD自体はそれぞれ単独で出しましたが、CD発売記念イベントは合同で行われました。イベント内容は夏樹さんのミニライブ(2曲)とトーク、浅川さんのミニライブ(2曲)とトーク、浅川さんと夏樹さんでのトークという形式になっています。
かなり記憶があやふやな上にイベントが立て続けにあったため、もしかしたら他のイベントで言っていたことも書いてしまっているかもしれません。その点は御了承ください(^^;。
今回のCDの音楽プロデューサである関戸さん(漢字は違うかも)が登場して、お約束の諸注意の後、「それでは夏樹リオさんです」といきなりミニライブ。夏樹さんが登場し「rewind」を歌いました。歌っている途中、「あ〜、間違えた!」といきなりやらかしてしまう夏樹さん(笑)。歌い終わった後に、開口一番「題名曲を間違えちゃった」と悔しがっていました。間違えてしまった理由は「ここ(ステージ前面にあるスピーカー)に浅川のカンペがあって、どうしても目に付いちゃって」ということらしいです(笑)。夏樹さんが露骨に間違えるのは珍しいかも。夏樹さんは「私の短い人生の中でもこんなこと初めて。もう2度と間違えない。」とボケていましたが、関戸さんは「もう間違えないってことですか」と突っ込むところを間違えていました(笑)。夏樹さんが「『短い人生』の方に突っ込んで欲しかったんだけど(笑)」と突っ込み返していました(笑)。
1曲歌い終わった後は夏樹さんのトーク。関戸さんが話しを振って夏樹さんがそれに答えるという形でした。まず、今回のアルバム名に関して。夏樹さんにとっては今回のCD「ri:wáind」は2枚目のCDで、「前回の『ラッキィの鳥は捕まえなきゃ逃げてく』はパイオニアさんの方ではアルバム名が一番長いというレコードを持っていて、今回は一番短いレコードを狙った」ということで「ri:wáind」にしたそうです。なぜ「ri:wáind」が一番短くなるのかというと、「ri:wáind」は本当はの記号1つだけで表されているからだったりします。は英語で「rewind」と読み、パソコンでは巻戻し記号が出ないので、うちのページでは、ポスターやCDに記号と一緒に書いてある「ri:wáind」(rewindの発音記号)の方を使っています。画像を使うよりはそっちの方がいいかと思いまして(画像を作るのが面倒だったのは秘密(ぉ)。
話をイベントに戻すと、最短レコードを狙ったタイトルにしたのはいいものの、関戸さん曰く「(CDショップ等に話をするとき)説明するのが大変」とのこと。やはりを口で説明するのは難しいようです(笑)。夏樹さんも自分で宣伝しようと有線放送にかけてもらおうと思っても「有線で頼みづらい」と嘆いていました(笑)。そこで話は有線の話になり、前回のCD「ラッキィの鳥は捕まえなきゃ逃げてく」の時は、最初に50秒ほどSEが入っていて、そのSEがほとんど雑音にしか聞こえないものだっため、自分で有線にリクエストしてかけてもらったものの「(受け付けた有線のお姉さんが)放送事故だと思ったみたいですぐ次の曲に切り替えちゃった」ということがあったそうです(笑)。
今回のイベントで司会をやっている関戸さんは「こう見えても、っていったら失礼だけど、偉いんですよ。GetBackersの音響プロデューサーだし。」と夏樹さんも言っていたので、結構偉い人らしいです。関戸さんと夏樹さんは「大運動会」の時に一緒に仕事をしたことがあるそうです(キャラソンのときとか)。さて、夏樹さんはそのアニメ版GetBackersにヘヴン役で出ているわけですが、「昨日(今回のイベント前日)、GetBackersの打ち入りがあって、ビンゴ大会があったんだけど何も当たらなかったの」と言っていました。共演者の「斎賀みつきちゃんと『私達はこんなところで運を使っちゃダメ。いい役とか来なくなっちゃう』と話してて」、二人で慰めあっていたらしいのですが、関戸さんが「コンポ当ててましたよね」と言っていました(笑)。ビンゴ大会は不発だったものの、その後にスタッフの誰かがいらないコンポがあるということで、そのコンポを景品にしたジャンケン大会があったようです。「最後に私と監督だけが残っちゃって、『負けませんよ』とか冗談で言ってたら勝っちゃった」らしいです。関戸さんが「監督、本当にへこんでましたよね」と言っていたので、GetBackersの監督さんは相当そのコンポが欲しかったようです(笑)。「じゃあ、そこで運を使った夏樹さんには当分良い役が来ないのか」と突っ込みたかったのですが、僕の席は後ろだったのでやめました(笑)。
後は、CDのコンセプトは「愛」だと言っていたような気がします。ちなみに、一番のお気に入り曲は「truth」とのこと。途中で客から質問を受け付けるということになり、一人だけから質問を受けていました。質問をしたのは、うちの常連さんのじゆうださんだたのですが、
じゆうだ「今回、全部作詞をしたのはアレのためですか?」
夏樹「アレって印税のこと?」
さすが夏樹さん、僕は最初「アレ」と言っていたのが何を指しているのかわかりませんでしたよ(笑)。それをすぐに印税と結びつけたところはさすがとしかいえません(笑)。実際のところは、「ライブで歌いやすいように」とライブ(Stages)を意識してのことのようです。「ラッキィの鳥は捕まえなきゃ逃げてく」の時は「『あなた』とか普段使わない」単語も出てきてどうしても歌いづらい部分があったようで(曲自体は凄く気に入っているそうです、とさりげないフォロー)、自分で歌いやすいように作詞したそうです。"夏樹リオ"として歌わない「キャラソンとかなら何でも歌えるんだけどね。『ブルマの秘めごと』とか。」と言っていました(笑)。詞に関しては夏樹さんの恋愛経験が入っているそうです。「ドロドロしたのは入ってないですけどね」と言っていましたが(笑)。そんな感じでトークが終わった後に、最後に夏樹さんがもう1曲歌うということで「eternity 〜アイのうた〜」を歌って夏樹さんのトーク&ライブは終わり。
夏樹さんが歌い終わった後に「続いては浅川悠です」と紹介し、夏樹さんと入れ替わりで浅川さんが登場し「月影」と「one」を歌いました。浅川さんは先に2曲歌ってしまうパターンだった気がします。月影や夏樹さんの時もそうでしたけど、そんなに激しくもない曲だと、こういうイベントでは立っていいものかどうかちょっと悩みますね。やっぱり、自分だけが立って他の人が立たないと恥ずかしいし気まずいじゃないですか(笑)。こう見えても僕は繊細な神経の持ち主なので(ぉ、浅川さんや夏樹さんの方から「立って」というアピールがあるとこちらも一安心です。「BLIND」とか「lilith」とかまでいけば躊躇なく立てるんですけどね(笑)。
歌が終わると、先ほどの関戸さんが出てきて浅川さんとトーク。関戸さんは「皆さん盛り上がってましたね」とちょっとビックリしていました。ライブはこんなもんじゃないのに(笑)。関戸さんと夏樹さんは以前から知っていた仲だったのに対し、浅川さんと関戸さんは今回が初対面だったようで、関戸さん曰く浅川さんは「もっと怖い人なのかと思っていたけど、夏樹さんをパワーアップした感じだった」とのことです。そんな関戸さんは、浅川さんのアルバムのプロデューサーの話を浅川さんに振る時に「プロデューサーの夏樹さんは・・・」と言ってしまい、浅川さんから「あの人、そんなスキルをいつの間にか持っていたのか」と突っ込まれていました(笑)。さらに調子に乗って、夏樹さんのことを「社長」と呼んでいました(笑)。なぜ音楽プロデューサーから社長になったのかは浅川さんのみぞ知るところですが、この「社長」が今回も含めたアルバム発売記念イベントのキーワードになってます(この後の他のレポでもちょっとだけ出てきます)。
さて、浅川さんのアルバムの本当のプロデューサーは知る人ぞ知る日暮和広さんですが、気を取り直した関戸さんから「初めから日暮さんだと決まっていたのか?」(≒浅川さんの方から指定したのか?)という質問がありました。答えとしては「たまたま日暮さんになった」ということだったのですが、
浅川「日暮さんの素性を知っている人、いる?」
(迷える子羊、挙手。手を上げたのは僕だけだったっぽいです。)
浅川「(こっちを見ながら)ああ、彼はね・・・」
なんやねん(笑)。日暮さんについては「オーディアンという漫画でオープニングかエンディングを歌っていたOZWORLDというバンドがあって、もう解散しちゃったんですけど、そのバンドのギターだった」と紹介していました。ちなみに、オーディアンの漫画ではなくてアニメです。漫画にOPとかEDがついていたらそいつぁ凄いです。でも、浅川さんはこの後のイベントでも日暮さんを紹介する度に「オーディアンという漫画」と言っていました。これも突っ込みたかったんですけど、席が後ろだったのとタイミングがいまいちだったのでやめました(笑)。っていうか漫画とアニメでは、シイタケとマツタケぐらいの違いがあるので、声優という職業なのであればきちんと区別しておいた方がいい気がします。漫画(シイタケ)の延長がアニメ(マツタケ)ではありません(謎)。
さて、そのOZWORLDというバンドですが、浅川さんほどのヴィジュアルバンド好きであれば、今回のアルバムでお世話になる前からもちろん知っていたようで、むしろ「今まで客として(日暮さんを)見ていた」らしいです(笑)。元々、友達からOZWORLDを勧められていて「目的のバンドの対バンで出ていて、『これがOZWORLDかぁ、日暮さんじゃない方のギターがカッコいい』とか思っていた」そうです(笑)。曲とかは友達からCDを聞かせて貰っていて、面白い曲を作るバンドだなぁと思っていたそうです。
浅川さんのアルバムのプロデューサーが日暮さんだと決まった後も、今までは立場が「やる人と見る人だったから」というのもあり「最初はちょっとぎこちなかった」そうです。また、浅川さんも夏樹さんと同様、全曲作詞を担当していたのですが、やはり作詞に苦労した部分もあったようです。貯めておいた話をここぞとばかりに使ってみたけど、日暮さんからダメだしされてしまって引き出しがなくなって困ったこともあったそうです。曲の作り方としては、「曲が先に出来上がっていたことがほとんど」だったそうですが、サビだけが先にできていた曲があったり、「one」なんかは作詞している間に曲の続きが上がってくるような感じだったそうです。
関戸「今回のアルバムのコンセプトのようなものはあるんですか?」
浅川「コンセプトですか・・・、ない」
なんてことも言っていました(笑)。アルバム全体を通してのコンセプトはないものの、1曲1曲にはそれぞれのコンセプトがあるそうです。「ない」と即答していたのはさすが浅川さんという感じでした(笑)。そんな感じで、浅川さんのトーク&ライブも終わり、最後に浅川さんが「社長〜」と夏樹さんを呼び、それを受けた夏樹さんが「今売り出し中の新人の浅川をこれからもよろしくお願いします」みたいなことを言いながら夏樹さんが登場(笑)。関戸さん+二人でのトーク。
まずはCDのジャケット写真の話。夏樹さんのアルバムのジャケットに写っている窓は実はトイレの窓で、夏樹さんが写真を撮っている隣で子供が手を洗っていたとか、ポスターの写真やジャケットの写真の「撮影の時に逃げたよね」とか(笑)。どうやら許可とかとらずに撮影をしていたそうで、撮影中に撮影場所の管理人が来て逃げたら自転車で追ってきたらしいです(笑)。他にも、管理人から「何をやっているんですか?」と聞かれて、明らかにプロ仕様のカメラで撮影しているのに「個人の撮影です」と言い訳して「そんなわけないでしょ」と言われて、現場のプロデューサーのアベさんが管理人に怒られたこともあったようです。管理人さんとアベさんが揉めている隙にカメラマンが「今のうちに撮っちゃいましょう」と言って、アベさんが怒られている横で「リオさんが済ました顔をしてジャケットの撮影をしてた」そうです(笑)。どの撮影現場でも、カメラマンとか他のスタッフとかいるのに目をつけられるのは必ずアベさんだったらしく、「たくさん人がいるのにアベさんがいつも最初に言われる」と夏樹さんも浅川さんも不思議がっていました。アベさんが言うには「高校の時からそう」らしいです。
作詞の締切に関しては、夏樹さんは「最初は作詞が進まなくて、パイオニアの人から『浅川さんはもう3曲も仕上がっていますよ。夏樹さんも早く仕上げてください』と言われた」そうです。しかし、そこは浅川さんのことをわかり尽くしている夏樹さん。「大丈夫。浅川は途中で絶対にペースが落ちるから。」と言っていたそうで、やっぱりそうだったという(笑)。浅川さんは「飽き性だしね」と呟いていました(笑)。作詞に関しては、夏樹さんが「ライブで歌いやすいように作詞した」と言っていて、具体的には「1回目と2回目のサビ(の歌詞)を変えたりしない」ようにしたとのこと。それを聞いた浅川さんがぼそっと「そうか、その手があったか」と呟いていました。やっぱり、詞が違うと歌い間違えが多くなるみたいです。夏樹さんでも。
他にも、二人が会うのは久しぶりだねぇとか、10月20日に行われるCD発売記念ライブに関して、「今までは社長(≒夏樹)の都合でリオさんが私を挟むというパターンだったけど、今回のライブではツーメンの形にするつもり」というようなことを言っていました。夏樹さん、体力をつけてがんばってください(笑)。また、夏樹さん曰く「最近、あちこちで『浅川さんから夏樹さんについて伺っています』と言われる」とのこと。夏樹さんも浅川さんのことを聞かれると喋ったりしているらしく、お互いがお互いのことをべらべら喋っているようです(笑)。浅川さんと夏樹さんが自主企画ライブ「Stages」をやっているというのは「業界でもそこそこ有名になってきたらしい」(By浅川)ということもあるようです。10月20日に行われるライブに関しては、
浅川「リハすらやっていません」
夏樹「明日からリハが始まります」
浅川「ええ〜〜!!」
浅川「来週だよね?良かった」<舞台裏にいるスタッフに確認
なんてこともありました(笑)。チケットを買ってない人に手を上げさせて「顔を覚えておくから」とチケット買えと脅したりもしていました(笑)。トークが終わった後は、ジャンケン大会をして、勝った3人にそれぞれ、夏樹さんの持っていた携帯ストラップ、浅川さんの携帯ストラップ(?)、夏樹さんと浅川さんと一緒に撮ったポラロイドが渡されました。浅川さんのストラップと夏樹さんのストラップは一緒に買ったもののようで、ちょうどお互いが知り合いの人達が当てていたのを見て「君達の友情も少なくとも3年は続くよ」(By浅川)と言っていました(笑)。ジャンケン大会が終わると、一度二人が下がり、握手会の準備ができた後に二人が再び登場。一旦下がる時に、浅川さんが前にあったスピーカーからおもむろにカンペを剥がし「これ(カンペ)は持っていくっと」と持ち帰ったのが印象的でした(笑)。さて、握手会ですが、今回のイベントでは浅川さんと夏樹さんのCDを2枚同時に購入していると同時購入特典のポスターが貰えます。握手待ちの時に引換券とポスターを交換していたので、僕の握手の番になって
迷える子羊「これ(同時特典ポスター)、お返しします」
夏樹「なんでよ〜」
迷える子羊「すいません、今日、寝坊しちゃって、(差し入れを)何も買っていません・・・。」
夏樹「あっ。そうなの?いつも、お菓子ありがとう〜。いつも、お菓子ありがとう〜。いつも、お菓子ありがとうね〜。」
迷える子羊「(ぬぐぐ・・・)」
夏樹「いや、本当にいつもありがとうね〜(笑)」
今回のイベントでは夏樹さん、浅川さんの順番で握手。そういえば、このイベントでは夏樹さんと握手するの忘れていたような気がします(ごふっ)。とりあえず、そのまま浅川さんの前へ。
浅川「いつもありがとう〜」
迷える子羊「すみません、手ぶらで」
浅川「前に、大きいお酒くれたよね〜」
迷える子羊「いや、それ僕じゃないと思うんですけど」
浅川「あれ?そうだっけ?でも、お酒くれたよね?」
迷える子羊「はい。でも、酒屋さんも閉まっていたので・・・」
夏樹(スタッフに向かって)「この人には白紙の色紙を渡してください」
浅川「白紙の渡してください」
迷える子羊「(ぐぬぬ・・・)」
「ぐぬぬ・・・」とか書いていますけど、まあ、おいしかったかなぁと(笑)。夏樹さんにお菓子を暗に要求されたのは逆に嬉しかったですし。夏樹さんも笑顔でネタっぽく言っていましたしね(笑)。話した順番が少し違っていたような気もしますが、そこは気にしないでください。とにかく、そこまで言われたらその日にある2回目のイベント(ヤマギワソフトのイベント)までにはお菓子とお酒を用意してやろうと思った僕なのでした(笑)。続く・・・。あ、そうそう。夏樹さんのファンであるリオっちさんが、差し入れとしてメッコールを渡したことをここに記しておきます(笑)。しかも、夏樹さんに渡しているのを見た浅川さんが「ああ〜!メッコールだ〜!」とメッコールに反応したらしく、浅川さんにもメッコールをあげたそうです(伝聞)。そのメッコールが次のイベントに出てきます。やっぱり、続く・・・。
今回のCD発売を記念して行われたイベントは、今回の石丸電気を皮切りに、ヤマギワソフト、アニメイト(東京)、アニメイト(大阪)、記念ライブと全部で5つあります。がんばって他のレポートも書こうと思います(うひ〜)。