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おね〜さまのお部屋 -定期コラム(2000/06/20)-

浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。

※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。

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2000/06/20

世界でいちばん大嫌い/世界でいちばん大嫌い 全プレCD

今月は、今、浅川ファンの間では話題沸騰(?)の「世界でいちばん大嫌い」のCDの感想を書こうかと思います。 「世界でいちばん大嫌い」のCDは現在2つリリースされています。 一つは市販されているんですが、もう一つは「花とゆめ」という少女漫画雑誌の応募者全員プレゼントのCDです。

「世界でいちばん大嫌い」自体知らない人がいると思うので、まずはその解説を。 「世界でいちばん大嫌い」通称「せかキラ」は白泉社から隔週で出版されている 少女漫画雑誌「花とゆめ」で連載されている人気マンガです。日高万里さんという方が描いています。

主人公の高校生 秋吉万葉(あきよしかずは)の恋愛ものですが、ギャグも満載で非常に面白いマンガです。 万葉の友人 松岡扇子は魂を飛ばすは、万葉の好きな人 杉本真紀は万葉に殴られて吐血したりと、 何も知らない人が聞くと「オカルト漫画?暗い話?」とか思うかもしれませんが(笑)、 ちゃんとした恋愛ものです。安心してください。 現在(2000年6月)、コミックスは1〜8巻まで出ています。読んだことがない人はぜひ読んでみてくださいませ。 あ、マンガの本編だけでなく、ページの空いているスペースに書いてある 作者の日高さんのコラムとかもかなり笑えます(笑)。

元々、「せかキラ」はちゅうさん達による「迷える子羊を少女漫画にはめさせよう計画」の 第一プロジェクトとして読まされたことがきっかけで知りました(笑)。 で、「せかキラ」のCDが市販されており、主人公の秋吉万葉の声を浅川さんが演じている。 そして、「せかキラ」CD化第2弾が「花とゆめ」の応募者全員プレゼントで出る。 それならばということで、市販されているCDを購入し、プレゼントもゲットしたというわけです。 では、それらCDの感想にいってみましょう。 あ、「せかキラ」を読んだことがない人にはちょっとわからないかもしれません(^^;。 ネタバレ(特に後半)も入っていますので要注意です


【市販されているCD編】
しょっぱなから扇子が魂を飛ばします(笑)。 次のシーンでは杉本が万葉に殴られ宙を飛びます(笑)。 その後は万葉のクラスで、学園祭で演劇をやることになり、 その主役を万葉と扇子がやるという話になります。 ちなみに、万葉と扇子はその高校(女子校)ではめちゃめちゃ人気が高いんです。 宝塚のスターみたいな感じ(笑)。

で、学園祭はクラスで演劇をやるということになった後はシリアス路線に入ります。 ここからは万葉の魅力全開モードになります。 いやあ、万葉もいい娘なんですが、それを演じている浅川さんが凄くいいです。 作者の日高さんも認めている通り、浅川さんの声は万葉にぴったりです。 もちろん他の声優さんも、役にぴったりですよ。 松岡扇子役の高森奈緒さんもかなりいい味出していますし、 石塚麻子役の麻見順子さんも麻子の腹黒さを存分に出しています(笑)。 そんな中でも、浅川さんはかなりいい味を出しているといえるでしょう。 これは浅川さんの隠れた代表キャラといえるでしょうヽ(´ー`)ノ。 もう浅川ファンはコミックス全巻そろえてCD買わないと駄目ですヽ(´ー`)ノ (「せかキラ」のCDはマンガの方を読んでいないと面白さがわからないと思います)。

全体には、シリアス系ですが、ギャグも入っていますし、 浅川さんの声も満載だし、扇子は魂吐くし、麻子は腹黒いしで、お勧めの一本です(笑)。 雅さんの声も聞けますしね( これは僕だけ)。 ちなみに、万葉と扇子のキスシーンもあります(ぉ。 いやあ、冗談抜きで本当に万葉を演じる浅川さんはいいっすよ〜。 「秋吉万葉」というキャラの魅力を存分に引き出していると思います。

「世界でいちばん大嫌い」
マリン・エンタテイメント(MMCC-7706) 2600円
魂を吐く回数:2回(爆)

【全プレCD編】
これは市販されているやつとは異なり、ギャグ満載です。 最後はシリアスにまとめてますが、おまけドラマや声優の座談会なんかも入っており、かなり面白い一品になってます。 周りに持っている人がいたら何が何でも借りましょう(笑)。 こんなCDを全員プレゼントにするなんて白泉社は太っ腹です。 読者を大事にしている会社なんでしょうねぇ。 で、CDの内容なんですが、今回のメインは扇子です。 万葉と扇子の友情のお話です。 自分との約束を破って杉本とデートしている万葉を発見した扇子が、 怒ってそのデートをつけて邪魔(?)をし、杉本を逆恨みするっていう話です(笑)。 扇子の魅力全開なお話しで、魂吐くは、わら人形で杉本のこと呪うはでいい感じです。 扇子役(あと魂の声も(笑))の高森奈緒さんがめちゃめちゃいいです。 「仲良きことは美しきかな〜」 といい味出しています(意味不明)。 万葉に関していうと、デパートの店員に自分のことを杉本の恋人さんとか言われて 「ん゛あ゛〜、う゛〜」と照れる万葉がラブリーです。 あの感じの浅川さんの声、めちゃめちゃ好きです〜。

おそらく、このCDを聞いたほとんどの人が、 万葉の友達思いなところや扇子の人離れした技の数々(笑)、 また、本庄兄の魅力に「キャー」となるんだと思いますし、それがこのCDの魅力でしょう。 しっかーし、ここで、あえて僕はいいます。 このCDで一番魅力あるキャラは、「本庄新」です。 森久保祥太郎さんが演じているんですが、いい味出してます。 自分の兄の「(友人へのプレゼントとして)3ヶ月前からミカンを用意しておくか」などの発言に対して、 「腐るよ兄ちゃん」と間髪いれずに突っ込むところや、 「オレの兄ちゃんは無敵だ!」と断言したり、 「オレ、秋吉にふられて良かった・・・」など言ったりするんですが、その言い方が凄くいい感じです。 とってもコミカルな感じで、笑いを誘います。 いやあ、本当にいいです。なんか森久保さんのファンになりそうです(笑)。 ついつい「今から7月にやる森久保さんのライブのチケット間に合うかなぁ」 とか思っちゃいましたよ(笑)。

話も面白いですし、浅川さんはもちろんのこと、森久保さんや高森さんだけでなく、 各声優さんが各キャラの魅力をふんだんに引き出しています。 本当にいい作品に仕上がっていると思います。 応募者全員プレゼントなので、もう手に入らないというのが非常に惜しいですね。

で、本編のドラマが終わった後におまけドラマがあり、 さらにその後、出演声優の座談会が収録されているんですが、これもかなり笑えます。 浅川さんが大の虫嫌いだっていうこともわかりましたし。 なんでも、殺虫剤でゴキブリを殺しても捨てられないので、 母親が捨てるまで洗面器の上に辞書をのせてそのまま死骸を放っておくらしいです(笑)。 その他にも、「長ネギを食べるとおなかを壊すから嫌い」(高森奈緒さん)とか、 「食感が好きじゃないから、ナスが嫌い」(私市淳さん)とか、 「酔っ払って記憶を無くした自分が嫌い」(森久保祥太郎さん)とか(笑)、 個人の好き嫌いって意外と面白いですね。

また、兄弟がいるかどうか、欲しい兄弟がいるかどうかという質問に対して、 浅川さんが「兄弟はいないです。で、(新しい兄弟も)いらないです。」 と応えると、誰も話を広げようとせず、、あっさり次の声優さんに質問が移りました(笑)。 で、浅川さんの次の高森奈緒さんの「7つ下の弟がいます」という発言に対して、 他の声優さんが「おお〜」とか反応すると、浅川さんが「なんか扱いがちが〜う」とか「みんなの応対が違う」 と文句言ってました(笑)。 浅川さんのこういうところが好きです(笑)。

注目すべきは、森久保さんの答えです。 「2コ上の美人なおね〜さんが欲しい」 とのこと。なんでも、 「中学校の時すごい思いました。1年で入ると3年に(美人の姉ちゃんが)いるわけじゃないですか 美人だとみんな友達も美人じゃないですか・・・」で 「そういう用途以外のおね〜ちゃんはいらない」 だそうです(笑)。 いやあ、わかりますその気持ち。 うんうん。2コ上のおね〜ちゃんいいですよねぇ。 おね〜ちゃんが学校の友達とかを家に連れてきたら、 「可愛い弟クンだね〜」とか言われるんでしょうねぇ(ほわわ〜ん)。<アホ

いいです、かなりいいっすヽ(´ー`)ノ。 さすが森久保さんです。もう惚れました。 これから、「森久保の兄貴」と呼ばせてくださいヽ(´ー`)ノ。 今日から、森久保さんは僕の「心の兄貴」に認定(爆)。 それに伴って何気なく僕のプロフィールも変更されています(笑)。

最後に各声優さんから一言ということで、杉本役の三木眞一郎さんが締めようとしたとき、 「最後にですね、このCDを聞いている『せかキラ』・・・、 おい、『せかキラ』って言うんだってよ。知ってた?知ってた?」 とか言ってました(笑)。 後ろの方で浅川さんが「知らな〜い」と言っていたのも聞き逃しませんよ(笑)。 っていうか、他の声優さんも知らないようでしたねぇ。 「せかキラ」と略すのはマンガを見たら書いてあるのになんてこったい! 勉強不足だぞ〜とか思ったんですが、よーく考えてみると、 「世界でいちばん大嫌い」を「せかキラ」と略す話って、マンガの柱とかにある、 作者の日高さんが書いてるコラムのようなものに書いてあるんですよね(笑)。 普通、そこまで読まないでしょうから、当然といえば当然かなと思ったので、問題なし(笑)。 でも、その日高さんのコラムがものすごく面白いので、各声優さんにはぜひ読んで欲しいですね。 マンガ本編以上に笑えるネタが書いてあったりします(笑)。

で、話を戻して、浅川さんからの一言というのは、 「すごい真面目で可愛い女の子なんで、私の中にないアイテムなんでしがみつきたいんですこの役に」 というようなことでした(笑)。 これだから浅川さんはいいです。浅川ファンはやめられません(笑)。 でも、女性からもモテそうなところは浅川さんと万葉の共通点じゃないかと思いますが、どうでしょうか?(笑)

座談会を聞いている限り、現場の雰囲気もすごく良さそうですし、 ぜひ、白泉社にはCD化第3弾を実現して欲しいです。


【あとがき】
うーん、ネタバレのようなこと書くとまだ聞いたことがない人がこれを読んでから CDを聞いたらつまらないだろうなぁと変な気を使ってしまったので(笑)、 全体的に意味不明な文章になってますねぇ(;´Д`)。 しかも、結局後半はかなりネタバレしてるしヽ(TーT)ノ。 CDの魅力が全然伝わらない気がします(汗)。 もっと書きたいことがたくさんあるんですけどね。 マイナー(?)な作品だけに製品の説明もしなくちゃいけない気もするし、 なんかすごく書きづらかったです(;´Д`)。 もっと前から余裕をもって書くべきだった・・・。 うーん、追い詰められないと行動しない自分が憎い(影)。 もし、感想とかあったら気楽にどうぞ。

ふと思ったこと:三木眞一郎さんって「よしんば」って言葉が好き?(意味不明)

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