浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。
※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。
2002年3月20日にサイトロンから、浅川さんにとっては初のソロCDとなる「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」が発売されました。前半はCDドラマが3つ収録されており、後半はSE+浅川さんが作詞した4曲の計5曲が収録されています。その「バースディ・ディスク」の発売を記念してのイベントが秋葉原のヤマギワソフト館にて行われましたので、そのレポートです。イベント内容は、トーク・ミニライブ(?)・握手会です。トークの内容がメインです。ちなみに、トーク内容の順番まではきちんと覚えていません(笑)。おそらく話が前後している部分があると思います。
今回のイベントは17時から開始だったのですが、この日はBLUEのラストライブの日でもあり僕はそのチケットも持っていました。BLUEのライブは18:30開演で場所は渋谷のEAST。浅川さんのイベントは大体1時間ぐらいだろうと思ってギリギリ開演に間に合うつもりでした。・・・甘かったです(笑)<後述。
浅川さんの誕生日の3日後だったこともあり、何か誕生日プレゼントでもと思いアキバのアニメイトにてキャラクターグッズを物色。一緒にいたのっちさんはあまり役に立たず(ぉ。あまりお金をかけられなかったので、「ヒカルの碁」の三谷のマグネットを購入。250円なり(安っ)。アニメイトのレジのおね〜ちゃんがジャンプフェアのチラシを商品と一緒に袋に入れたので、そのまま浅川さんに渡しちゃおうかと思いましたが、それも恥ずかしい気がするのでチラシは抜き取って破棄。
それでは、イベントのレポートに入ります。まずは、CDのディレクターの小川さんから挨拶。CD購入のお礼とか、今日のイベントの注意点とか。小川さんの進行で浅川さんが登場。今回のイベントではざっと見で100人ちょいぐらい人が入っていました。浅川さんは開口一番「うわ〜、人がいっぱいいるよ」と嬉しそうでした(笑)。「ありがとうございます」の後、「UNO持ってくるの忘れたから」と一言(Seventh Stageにて、人が少なかったらUNOをやろうかと言っていた)。また、「自分で同じCDを何枚も買うことはあったけど、逆の立場になってみると凄く嬉しいことだし、今まで私はいいことをしていたんだぁと思った」と言っていました。暗に「CDを一人4,5枚買え」と言っているようにも聞こえますが、気のせいでしょう(笑)。
浅川さん本人も言っていましたが、ソロでイベントをやるのはこれが初めてでちょっと緊張している模様。初めてのソロCDということで「売れなかったらどうしよう」という不安がかなりあったようです。キャラソンの場合は売れなくても「作品が売れなかったんだな」と言い訳できるけど、ソロだと全て自分にかかってくる。「ラブひな」が売れなかったからなぁといったところで意味がない、というようなことを言っていました。なぜそこで「ラブひな」が出てきたのかは謎です(笑)。最初は天気の話など、話のノリがいまいち悪かったりしたのですが、徐々に楽しくなっていきました。小川さんが話のネタを振って浅川さんがそれについて応えつつ話を広げるような感じでした。
CD発売記念イベントというわけで、CD製作の裏話や苦労話がてんこ盛りでした。CDを作り始めるときは浅川さんと小川さんの二人で「何をやろうか?」というところから決めていき、CDの骨格のほとんどは、浅川さんとディレクターの小川さん、エンジニアの方とで決めたらしいです。「プロデューサーがいて、マネージャーがいてスタッフがいて、そこで会議するようなイメージがあるでしょ?そんなことなくて、その3人だけでほとんど作ったからね。マネージャなんてどんな曲をやるのかすら知らなかった。」と早速ぶっちゃけ話(笑)。また、CDに収録されている曲は全て浅川さんが作詞したのですが、なかなか詞を書けずに苦労したそうです。16時頃にスタジオに入って朝の4時頃までこもりっきりなんてことはザラだったようです。スタジオのロビーの片隅に、浅川さんは作詞専用のスペースを自分で作って、好きな歌詞を並べたり気晴らし用の物とか持ち込んだりして作詞したとのことでした。小川さんはその横でソファーに寝転がって寝ていたらしいです(笑)。3人でそれだけ長時間過ごしたら「恋の一つでも起こってもよさそうなのに、そんなことはなかった(笑)。」と言っていました。「lilith」を作曲したMARSさん(元ヴィジュアル系らしい)を始め、各スタッフからは、色々とアドバイスを貰えたようで勉強になったそうです。例えば、音符の数と詞が合わないときは英単語にしちゃうとか。他にも、「lilith」の歌詞に「ねぇ」と言う詞があるのですが、その「ねぇ」は河村隆一の「Ne」みたいに「ねぇへぇ」と歌うべしとか(笑)。
苦労はあったものの「CDを作ること」が楽しかったらしく、3年後に「30歳ディスク」っていうのを作ってもらってぜひ出たいと言っていました(笑)。30歳を迎えた声優さんを集めて作るCDで、中には今まで年齢を隠していて「微妙な人」もいるかもしれないけど、これを機に30歳だとカミングアウとして「30歳だったのか!」となったり、「30歳にもなれば、凄いのが出来ると思います。恨みつらみとか凄いでしょうから。」と曲もそれなりに面白いのが出来るのではないかと言っていました。30歳になれば、結婚している人もいるし、子供がいる人も離婚した人もいる。愛を語る歌とか子供の可愛さを語る歌とかいろいろなタイプの詞が集まって楽しいのではないかと言っていました。僕も面白そうだとは思いますけど同時にかなり重いものにのではないかと懸念します(笑)。「声優業界一、重いCD」という触れ込みで売るのもいいかもしれません(笑)。
そんなことを考えている浅川さんですが、CD製作中にインフルエンザにかかって入院したらしいです。最初に喉の調子がおかしくなり、家に帰ると37.8度の熱が出ていてそれからは「(体温を)測る度に上がっていった」そうです。MARSさん(もしかしたらエンジニアの人だったかも)に「今、38度越えた」とメールを打ったら「母親を呼べ」とメールが帰ってきたりしているうちに、ついには40度を超えてしまったとのこと。そんな中で、小川さんとかあちこちにメールを送信していたようです。体温がどんどん上昇していくのがよっぽど面白かったようです(笑)。さらに「子種がなくなっちゃう」と心配したらしい(笑)。そのまま、入院コースだったらしいのですが、その病院が凄くて、と話は入院した病院の話へ。今思えば、CDと全く関係ない気もします(笑)。でも、トークの中では一番面白かったです(笑)。
浅川さん曰く、入院した病院は「野戦病院みたいなところ」で、昔、盲腸の時に世話になったことがあったり、夜に急患の電話をしたら大喧嘩になったことがある病院らしい(笑)。浅川さんは個室に入ったらしいのですが、その個室がまた凄くて、部屋の明かりからスイッチの紐が垂れていて(ここまでは普通)、その紐が短いから包帯を結んで延長してあって、紐の先端はガムテープで解けないように止めてあるようなところらしい。おそらく、それが浅川さんが「野戦病院」と例えた部分だと思うのですが、個室の場所がなぜか手術室の目の前だったり、病室の壁には患者の体温などのデータを測定して記入する表が貼ってあるのに全ての項目の記録が3日坊主で終わってたりと、笑うに笑えないけど笑っちゃうしかないような病院だったようです(笑)。浅川さんの母親が壁の表を見て「これ、途中で(記入が)止まっているけど」と言ったのに対し、浅川さんは「うん、飽きちゃったみたい」と答えらしい(笑)。
入院しているとはいえ、CDのジャケットの写真を決めたりしなくちゃいけなくて携帯で色々と相談していたら(個室だったので携帯が使えたらしい)、携帯の料金が「4万円超えた」らしく「これって、経費じゃないの?」とぼやいていました(笑)。浅川さんのマネージャが病院の面会時間後に、どうしても仕事の都合で会いたいからと受付に浅川さんの病室がどこなのかを聞くと、「浅川さんはもう退院しました」と言われたり、点滴が上手く刺ささらなくて皮膚が膨らんだ話とか。「小さい病院だから、人数も少なくて医療ミスとかはないのよ。意思のすれ違いとかがないから」と微妙にフォローしていましたが、あの会場内の誰もが「それでも入院したくない」と思う病院だったようです(笑)。浅川さんも「もう2度と行くか」と言っていました(笑)。
そんな苦労(?)をして決めたCDのジャケットの写真ですが、ジャケットのデザインやフォントなども浅川さんが自分で決めたらしく(もちろんデザイナーの人と話しながら)、自分で好きな雑誌のグラビアとかCDのジャケットを見せて「こんな色がいい」とか積極的に関わっていたようです。CDのジャケット写真はhm3の23号に掲載されているグラビアと同時に撮ったらしく、浅川さんがイメージしているような写真ならこの方がいいでしょうと辻さんという女性のカメラマンに撮ってもらったとのこと。その辻さん、実は数々のアーティストを撮影してきた凄腕のカメラマンらしく、「この人に撮られたアーティストはみんなビッグになる」と言われている方らしいです。浅川さんも「ごめん、私、(みんなから)遠いところに行っちゃうかも」と言っていましたが、会場から「ないない」と即 突っ込まれていました(笑)。
CDのジャケットはセミヌードな写真なわけですが、入院中に浅川さんのマネージャと写真を選んでいるときに浅川さんの母親も覗いていたらしく、マネージャが「すいません、お子さんをこんな風にして」と謝っていたそうですが、「うちの母親はわかっていなかったと思う。『この子、何の雑誌に載るのかしら』ぐらいにしか思っていない」と浅川さんは推測していました。自分の娘のCDが出ることすら知らなかった模様(笑)。浅川さんが教えていなかっただけのような気もしますが(知らないけど)。
ジャケット撮影がらみでもう一つ。小川さんは今回のCDのメイキングビデオみたいな感じで自らビデオカメラを回していたらしく、ジャケット撮影のときもビデオで撮っていたらしいです。ビデオのマイクが拾う音声は小川さんの近くにいるスタッフの声になるわけですが、CD製作のスタッフがスタジオの隅っこで「どこどこの店のお菓子が美味しい」とか話していた音声が収録されていて、それを見た浅川さんは「私が写真撮られている時に、そんなことを話していたのか」と突っ込んだと言っていました。
そんな感じでCDの製作時は色々と苦労したらしく、長時間スタジオにこもりっぱなしで「頭がおかしくなってた」らしいです。くだらない事でめちゃくちゃ盛り上がったとのこと。例えば、いきなり「アーツビジョンの社歌を作ろう」という話で盛り上がって、ギターの二人の「社長!」「松田!」「社長!」「松田!」というシャウト入れようとか、そんなことで大盛り上がりだったらしいです。自分の曲は作詞に苦労しても、アーツビジョンの社歌なら「15分ぐらいで作れそう」と笑って言っていました(笑)。ぜひ「30歳ディスク」に入れたいとのことです(笑)。他にも、バンド名をどうしようかという話になって、「サイトロンでいいよ」とか、そのとき食べていたお菓子がビスコだったから「ビスコでいいよ」とかなって、「ローディはいつもステージに一人一箱分のビスコを置いておくの。しかも、ライブ中に取り易いように1本(?)箱から出しておいて、ビスコを切らしたらメンバーが怒るの」と本当にどうでもいい話で盛り上がっていたようです(笑)。
今回のCDで作曲してくれた人の話もありました。SEの「infection」というのは浅川さんの要望で作ることになって、「ライブでも使いたいし、ライブ前のこれから何が起きるんだろうというドキドキ感を表したかった」とのことです。エンジニアの人にSEのことを相談したら友人に頼んでくれて、その友人がさらに友達を巻き込んでSEを作ってくれたそうです。それなのに、CDが出来てから「クレジットに名前を載せていないことに気がついた」(By浅川)らしく、スタッフでチェックしていたにもかかわらず誰も気付かなかったそうで(笑)、「クレジットに名前が載らないかもしれない」とメールを送ったら「あああああああー!」という返事が返ってきたそうです(笑)。だから、「みなさん、自分でIZUMIとペンで書いておいてください」とのことでした(笑)。自分からCDを渡すのは怖かったので、その人には小川さんから渡すように頼んだらしい(笑)。
「Second Wind」という曲は荒牧賢治さんという方が作曲したのですが、浅川さん曰く「キャラクターがいい」らしく、明日のイベントではギターを弾いてくれることになっているので「明日も来る人は、ケンジーと叫んでください」と言っていました。いじりたいそうです(笑)。「明日も来る人は、こういう話をして実物を見たら笑えるから」と言っていたので、かなりお気に入りの模様。「lilith」という曲(ちょっと激し目)をMARSさん(ギター)がガンガンに演奏しているのを見て、賢治さんは「すごいすごーい」と拍手をしていたらしい。それを見ていた浅川さんは「いや、あなたもこの後に弾くんだから、大丈夫なのか?」と思ったらしい(笑)。
CDのドラマ部分に関しては「灰皿刑事」は面白かったと言っていましたが、Speriorは「めちゃくちゃ恥ずかしかった」と言っていました。Superiorは浅川さんのセリフだけが入っていて、男性の声が入る場所はCD購入者が自分で録音してサイトロンに送るという企画になっていて、ぜひとも録音してうちらにも「その(恥ずかしい)気分を味わってくれ」とのことでした(笑)。ドラマ収録時は「私が恥ずかしいとか出来ないとか言うと、(浅川さんのキャラクター的に)愚痴っているようにしかとられない」から言わなかったそうです、「『アグノイア』がまだ終わってないし」という理由からのようでしたが(笑)<きっとプロデューサーが同じ人なんではないかと。
どんな流れからか忘れてしまいましたが、浅川さんがGAME CUBEを買うかもと言っていました。「BIO HAZARD」をプレイしたいらしい。会場から「Xboxは?」という声が出ると「あれ、微妙じゃない?」と誰もが思っているけど言ってはならないセリフを言っていました(笑)。Xboxは「私が得意なタイプのゲームがまだ出ていないから様子見」するとのことでした。問題はこの後です(笑)。じゃあ、GAME CUBEを買うお金はどこから捻出されるのかということですが、CDの印税をあてにしているようで、今日来ている人数から「100人で印税がいくらでそのお金が3ヵ月後に入る」と印税を計算しているらしく、「今はみんながお金に見える」と言っていました(笑)。
そんなこんなで全曲作詞をした浅川さんですが、今回のCDで自分の覚えている恋愛経験を「全て吐き出して」一区切りついたとのことでしたが、現在は次のCDの製作の準備に入っているようで(おそらくStagesのオリジナルCD)、もう書きたいテーマがなくて困っているらしい。そういう時は「お酒を飲むと色々と思い出す」ので、お酒をガンガン飲んでいるらしい(笑)。3月3日に行われたSeventh Stagesの時に差し入れしてもらったお酒は「もううちにないからね」とのこと(笑)。良い曲を作って欲しいのなら、「アーツなり何なりにお酒を送ってください」と言っていました(笑)。Stagesのライブで夏樹さん宛のお酒も全て浅川さんが貰っているらしいです(夏樹さんが飲めないというのもあるようですが)。「シャンパンとか2本あって、どう見ても1本が私でもう1本は夏樹さん用のだと思うのだけど、2本とも私が貰います」と言っていました。逆に浅川さん宛のお菓子等は、半分だけ浅川さんが食べて残りは夏樹さんに「ジャラジャラと」渡すらしい。「お菓子は半分こできるけど、お酒は開けたら飲まないといけないから」という、なんとも意味不明な理由でお酒は全て浅川さんが頂いてしまうようです。それでも、3月3日の分は既に飲みきっている浅川さんって・・・(笑)。
あとは、ソロライブの告知。2002年4月10日に、浅川さんにとっては初のソロワンマンのライブを小岩のM7でやるとのこと。「わかるよ、今、『何で小岩?』という視線をひしひしと感じてるけど、私もそう思う。」と言っていましたが、急な話だったので小岩のM7ぐらいしか会場を取れなかったそうです。しかも、4月10日は平日なので19:00開場といえど、働いている人にはちょっと辛いかなぁと言っていました。ソロワンマンのライブ名は「GIG THE NAKED」というものなのですが、その名前は「今時GIGって使うのかな?」という単純な理由から「GIG」という単語が決まり、それを聞いたエンジニアの人が「じゃあ、GIG THE NAKEDで」とあっさり決まったらしいです。4月10日にライブをやると連絡を受けた浅川さんは了解後に「私、その日は他のライブ行く予定だったんだ」と気がついたらしい(笑)。その日しか会場が取れなかったので仕方がないようです。行きたいライブがいけなくなった浅川さんは「当日、機嫌が悪かったらごめん」と笑っていっていましたが、当日はマジで機嫌悪そうで怖いです(笑)。
会場「僕が代わりにそのライブに行きます」
浅川「私の代わりにライブに行くぐらいなら、私の代わりにライブやってよ(笑)」
何を考えているんでしょうか、この人は(笑)。会場とか書いていますけど、言ったのは僕だったりします(ぉ。「GIG THE NAKED」では「初めて、バンドのコピーとかもやろうと思っている」と言っていたので、そういった意味でも期待大です。そのワンマンライブのリハのために14時〜23時までスタジオを押さえたらしいのですが、そこは「飲食不可」らしく、長時間、水も飲まずに歌わないといけないらしいです。ちゃんと部屋にカメラがついていて、飲み食いしているとスタッフが注意しに来るらしい。「歌っていれば水飲みたくなるのに、どうしよう。カメラの下で飲むしかないかな。」と浅川さんが心配していると、小川さんが「休憩とればいいだけだから」と冷静に突っ込んでいました(笑)。
そんなディレクターの小川さんですが、実は倉田雅世さんのファンらしく、先日、浅川さんが倉田さんのラジオ番組「ねじまき堂」にゲスト出演したときも、小川さんが「後で覗きに行くから」というので、浅川さんは「ああ、そうか。CDのプロモーションのために出演するから、ディレクターとして来るんだ」と感心していたら、実は倉田さんを見たいだけだったらしいです(笑)。
浅川「曲は何をかけて貰った方がいい?」
小川「倉田さんが良いといった曲」
おーい(笑)。小川さんがラジオの収録スタジオに着いた時に、浅川さんは開口一番「あ、(倉田さんの)ファンが一人紛れ込んでる」と言い放ったらしいです(笑)。
最後は、浅川さんの声優としての近況状況。浅川さんは自分の出ているレギュラー番組が4本もあることに気がついたらしいのですが(それは凄いことなのだそう)、その割にはアフレコをやっていないそうです(笑)。それはセリフが少ないキャラばかりやっているからに他ならないわけですが、久しぶりに自分のアフレコの番になると「マイクの位置を間違えたり、台本をめくる音が入ってしまったり」して「おまえは素人かよ」と自分で突っ込んじゃうようなミスをしたりするらしいです。どなたか、浅川さんに仕事をあげてください、不憫で仕方ありません(笑)。
4月からは「あずまんが大王」のアニメに榊さんの役で出るという話になって、現場では「大阪と仲が良い」らしいです。大阪役は松岡由貴さんですが、浅川さんとかなり話が合うらしく、「この前、一緒にご飯食べにいったら、気がついたら5時間も経ってた」と言っていました。しかも、コーヒーとトーストだけで(笑)。また、「ちよちゃんが可愛くて〜」としきりに「ちよちゃんが可愛い」と言っていました。「ちよちゃんの声をとって、携帯のメールの着信音にしたい」とちよちゃん(金田朋子さん)のマネージャに聞いたら「いいですよ」と許可を頂いたそうです。ちよちゃんに「榊さん、メールですよー」と言ってもらいたいとキャーキャー言っていたので、よほど気に入ったようです(笑)。浅川さんも、これで少しはオタクの気持ちがわかってくれれば幸いです(笑)。
そんな話の後、いよいよ、歌を歌うことになって、これから歌う「rest」についてちょこっとお話。「寝る前に聞くおやすみソング」というような感じで作ったとのことで、今回収録されている曲の中で一番最初に出来た曲だそうです。「この曲を聴きながら『俺ってダメなんだ・・・』と思ってください(笑)」とのことです(笑)。いざ、歌うことになったときに浅川さんが言った一言。
「ああ〜、歌いたくねぇ!」
レコーディングのときに目の前に歌詞があるのに歌詞を間違えたらしいので、あまり歌いたくないのでしょうか(笑)。そんな我侭は通るはずもなく(笑)、「rest」を小川さんのギター演奏で歌ったのでした。スローバラードですけど、いい雰囲気が出ていたと思います。やっぱり生で聞くのはいいもんですなぁ(当たり前)。しかも、楽器は小川さんのギターだけだったので、浅川さんの声が凄く通るし。
歌い終わった後に握手会。この時点で18:00過ぎ・・・。ぎゃ〜、BLUEのライブに間に合わない〜。僕が握手できる順番はどう考えても最後の方だったので、イベントのスタッフさんに「すみません、先に帰ります」と言ってエレベータを待っていたところ、「じゃあ、先に握手していいですよ」と言って前の方に並ばせてくださいました。そのときのスタッフさん、ありがとうございました。握手の順番を待っているときに、Stagesの管理人1号さんがいたので「お疲れ様です」と挨拶したところ、「ごめんなさい、明日か明後日にはリニューアルできます」と急に謝られたのでびっくりしました(^^;。単に挨拶しただけで、別に責める気とかは全くなかったのに〜。
そんな訳で、浅川さんと握手する順番が回ってきても、頭のことはBLUEのライブのことで一杯で、三谷のマグネットを渡しながら「お誕生日おめでとうございます」と言うのを忘れたし、そのマグネットを見て、浅川さんがせっかく「あ、可愛い〜」と喜んでくれたのに「今からBLUEのライブなんで早く行かなくちゃいけないので」と浅川さんをせかす始末(苦笑)。浅川さんと握手したはずですが、握手した記憶がありません(死)。だってさ〜、ラストライブだったんだもんよ〜。しょうがないじゃないかよぅ。後はEASTに着くまでひたすら走りました(笑)。
結局、BLUEのライブには20分ぐらい遅刻しましたとさ(ごふっ)。
「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」
サイトロン(SCDC-00167) 2400円
そんな感じで、僕にとっては慌しいイベントとなってしまいました。浅川さんに申し訳なかったなぁという気が思いっきりしますが、きっと浅川さんはわかってくれるでしょう。むしろ、同じ経験を既にしているかもしれないし(笑)。
では、次のイベントレポートで。・・・って、この後すぐ書き始めますが(笑)。