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おね〜さまのお部屋 -定期コラム(2001/11/20)-

浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。

※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。

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2001/11/20

東京魔人學園 -概要篇-

今月のコラムは「東京魔人學園 -概要篇-」です。決して、週刊コンプを見て思いついたネタではありませんので、そこら辺はよろしくお願いします(笑)。このコラムは学校をサボってまで書いているわけですが、果たしてそこまでの価値があるものなのかどうかは誰も知る人がいません。むしろ、コラムを理由に学校をサボりたかっただけでしょう(ぉ。


今月のコラムでは東京魔人學園の概要を書こうと思います。東京魔人學園シリーズは、PlayStation用のゲームをはじめとして、小説・CD・コミックと、アニメすらないものの何気にメディアミックスされていて様々な作品がリリースされており、その中から現時点(2001/11/20)で浅川さんが関わっていそうなものを整理してみようというのが今回のコラムの目的です。ゲームの細かい内容については、後々クリアしたときに書こうかと思っています。いつクリアするのかは僕すら予想がつきませんが(笑)。

まず、東京魔人學園とは何かということから。PlayStation用のゲーム「東京魔人学園 剣風帖」が1998年6月にリリースされ、発売当初の人気はぱっとしなかったらしいのですが、口コミなどでじわじわと人気を確保していったようです。発売後、1年ぐらい経ってから人気が出てきたとかいう話を聞いたことがあります。その後は、順調に人気を確保し続けて今日に至ります。今でも相当な人気があるようです。特に男キャラがその手のおね〜さん方に受けまくり、夏と冬に出る電話帳(笑)では魔人學園のスペースが年々増しているように思います。ぶっちゃけた話、やおい系に大人気(笑)。だからなのかは知りませんが、人気の割には世間一般にはあまり知られていないゲームです。

そして、ゲームの人気とともにドラマCDや小説、コミック、ラジオ番組とありがちなメディアミックスの展開をしはじめ、様々な媒体で東京魔人學園関連の作品がリリースされています。今回のコラムで取り上げようと思っている東京魔人學園シリーズは以下のものです。()内は媒体です。

  • 東京魔人學園 剣風帖(PlayStation用のゲーム)
  • 東京魔人學園 奏楽抄(音楽CD)
  • 東京魔人學園 朧綺譚(PlayStation用のゲーム)
  • 東京魔人學園 退魔陣(ドラマCD)
  • 東京魔人學園 退魔陣〜桜月夜(よくわかんないCD)
  • 東京魔人學園 月紅伝詩篇〜雪街(音楽CD)
  • 東京魔人學園 月紅伝(ドラマCD)
  • 東京魔人學園 剣風帖繪巻 〜東京魔人學園伝奇 人之章〜(PlayStation用のゲーム)
  • 東京魔人學園 符咒封録(WonderSwan用ゲーム)
  • 東京魔人學園 奏楽抄人之章(音楽CD)
  • 東京魔人學園 剣風帖外伝 妖都鎮魂歌(ドラマCD)
  • 東京魔人學園 外法帖(PlayStation用のゲーム)

それでは、一つずつ順を追ってみてみましょう。僕は詳しく知らないものが殆どですのでその点は御了承ください。

東京魔人學園 剣風帖

とうきょうまじんがくえん けんぷうちょう。PlayStation用のゲーム。1998年6月発売。東京魔人學園シリーズの出発点となる作品。ジャンルはアドベンチャーとシミュレーションが混ざったもの(学園伝奇アドベンチャーシミュレーションらしい(笑))。サクラ大戦と殆ど同じような流れです。アドベンチャーパートの後に戦闘。戦闘方式もサクラ大戦と同じです。主人公と仲間が、新宿にある魔神(まがみ)学園を中心に起こる怪事件を決していくゲームです。現代の高校が舞台でありながら、風水などをうまく絡めて歴史的な深み(?)もあるゲームです。

メインヒロインの一人である桜井小蒔の声を浅川さんが担当しています。CD2枚組の割には音声データが少ない(フルボイスどころではない)上に音質もあまり良くありませんが、その分、シナリオのボリュームが凄く、仲間になるキャラクターだけでも25人もいます。システムが非常に作りこまれており、出来がいいです。繰り返しプレーする人に配慮したシステムになっています。ラストのボスを倒すこと自体はそんなに難しくないと思われますが、仲間を一人漏らさず味方にしたりしようとすると非常に攻略が難しいゲームです(攻略本が必須です(笑))。1回のプレイでは全キャラを攻略できないので、やりこみ甲斐があるゲームだと思います(複数回プレイがそんなに苦痛ではないですし)。ただ、絵がかなり好みが分かれるところでしょう。 プレイし始めるとあまり気になりませんけど。

プレイヤーが主人公(男)となってゲームを進めるわけですが、ヒロインだけでなく男キャラとも良い仲になれるのがポイントです(笑)。また、そこが魔人人気を支えている一要因といえるでしょう。

声優陣には堀江由衣さん、田村ゆかりさん、浅川悠さんと今となっては「もしかしたら豪華かも?」と言えるような組み合わせだったりして、そちらの点でも注目できる作品です。メインキャラ以外の声優さんは複数キャラを演じており、声優の凄さを実感できる作品でもあります。

現在は生産が終了しており、入手は不可能に近いです。中古で見つけることが出来たらラッキーでしょう(この点については剣風帖繪巻の解説を参照)。

東京魔人學園 奏楽抄

とうきょうまじんがくえん そうがくしょう。剣風帖のサウンドトラック。魔神学園校歌の「桜之杜」を魔神学園のメンバー(=ゲームのメインキャラ)である、美里葵(CV堀江由衣)、蓬莱寺京一(CV川鍋雅樹)、桜井小蒔(CV浅川悠)、醍醐雄矢(CV石黒貴之)で歌っているらしい。

現在は生産が終了しています。やはり入手困難でしょう(この点については奏楽抄人之章の解説を参照)。

東京魔人學園 朧綺譚

とうきょうまじんがくえん おぼろきたん。PlayStation用のゲーム。1999年4月に発売。剣風帖の外伝という位置付け。単品でも楽しめるようにはなっていますが、剣風帖をクリアした人には外伝以外の一つの意味を持つゲームです。

剣風帖には25人もの仲間キャラクターがいて、それ以外にも学校の先生(むふっ)とも恋愛関係に近い状態になれるのですが、エンディングはメインキャラの美里、小蒔、京一(もしかしたら醍醐も)のものしか用意されていません。朧綺譚では剣風帖の攻略データさえあれば、剣風帖ではエンディングを見ることができなかったキャラのエンディングを見ることができます。もちろん、男キャラとのエンディングも用意されています(笑)。魔人の同人(ぼそっ)人気をさらに押し上げたゲームといえるでしょう。

これも、現在は生産が終了しており、入手困難です(この点については剣風帖繪巻の解説を参照)。

東京魔人學園 退魔陣

とうきょうまじんがくえん たいまじん。剣風帖の世界を元に作製されたオーディオドラマ(らしい)。第壱巻から第参巻までリリースされています。持っていないので中身は知りません(笑)。

多分、小蒔も登場するのではないでしょうか。

東京魔人學園 退魔陣〜桜月夜

とうきょうまじんがくえん たいまじん〜さくらづきよ。上記の退魔陣とは別物。イメージアルバムらしい。剣風帖の各キャラクターのメッセージだか何かが収録されているのではないかと予想していますが、持っていないので知りません(^^;。

東京魔人學園 月紅伝詩篇〜雪街

とうきょうまじんがくえん げっこうでんしへん〜ゆきまち。聞いていて何だかよくわからないCD(笑)。イメージアルバムなんですが、東京魔人學園シリーズのドラマCDのCM(ラジオ用?)が収録されています。実際にそれが使われていたのかどうかは知りません(^^;。

Track15に剣風帖のメインキャラクターが歌う「We Wish You A Merry Christmas」が収録されています。浅川さんの声が聞けるのはここぐらいでしょうか(あとはCMの中に少し)。

東京魔人學園 月紅伝

とうきょうまじんがくえん げっこうでん。前後編がリリースされています。ドラマCDっていうことぐらいしか知りません(ダメじゃん)。月紅伝詩篇〜雪街とは別物です。

多分、小蒔も登場するのではないでしょうか。

東京魔人學園 剣風帖繪巻 〜東京魔人學園伝奇 人之章〜

とうきょうまじんがくえん けんぷうちょうえまき。2000年7月発売。生産終了してしまい入手困難となっている剣風帖朧綺譚をセットにした廉価版。おまけで特別ディスクがついているらしい(外法帖のデモ?)。中身は元の剣風帖と朧綺譚と同じらしいので、今から東京魔人學園をプレイしたい人は、これを買うといいでしょう。アキハバラではちゃんと売っているのを見ました(笑)。

東京魔人學園 符咒封録

とうきょうまじんがくえん ふじゅほうろく。WonderSwan用のゲーム。2000年10月発売。何やらカードを使ってバトルするゲームだとか・・・。声もちょろっと出るらしい。浅川さんは桜井小蒔 役で出演。剣風帖にて主人公が昏睡状態に陥るシーンがあるのですが、昏睡状態の中、主人公が見た物語という位置付けのようです。

東京魔人學園 奏楽抄人之章

とうきょうまじんがくえん そうがくしょうじんのしょう。生産終了してしまい入手困難となっている奏楽抄の復刻版。元の奏楽抄には未収録の曲も新たに追加されているようです。浅川さんは奏楽抄のときと同じく、「桜の杜」を歌っていると思われます。

東京魔人學園 剣風帖外伝 妖都鎮魂歌

とうきょうまじんがくえん けんぷうちょうがいでん とーきょーれくいえむ。剣風帖に出てくるキャラクター、壬生紅葉を主人公にしたコミック「妖都鎮魂歌」をオリジナルストーリーでドラマCD化したもの。第壱巻から第参巻までリリースされているらしい(何巻までリリースされているかは知りません)。桜井小蒔は出てきませんが、アンナ・ヴィッテルスバッハという役で、第弐巻に浅川さんが出演しているようです。「妖都鎮魂歌」はトーキョーレクイエムと読むので注意(笑)。

東京魔人學園 外法帖

とうきょうまじんがくえん げほうちょう。ファンが待ちに待った、東京魔人學園シリーズの最新作。PlayStation用のゲーム。2001年11月発売・・・の予定だったのだが、プログラムにバグが見つかったらしく発売日未定になってしまいました。2000年の頃から、剣風帖の続編が発売するらしいという噂が飛び交い、2001年の夏頃には発売される予定だった(らしい)のに未だに発売されていないという、なんだかなぁというようなゲーム(笑)。

剣風帖が現代の高校が舞台だったのに対して、外法帖では歴史を遡り、剣風帖のメインキャラクターの祖先にあたる人々が活躍する時代(幕末?)が舞台になるようです。桜井小蒔の先祖にあたる、桜井小鈴という役を浅川さんが演じます

元々、作りこまれたシステムだったものがさらにパワーアップしてリリースされると思われるので、ゲームとしても完成度が高いものになるのではないかと予想されます。また、徐々に人気が広がっていったために、いまいち知名度がない東京魔人學園シリーズですが、この外法帖で一気に大ブレイクする可能性もあります。チェックしておいても損はないゲームでしょう。

以上です。他にも、1999年頃に東京魔人學園のラジオ番組が放送されていて、公開録音に浅川さんが現れたり、ゲストで出演していたようです。現在も外法帖をメインに扱っているラジオ番組が放送されているらしいので、そちらもチェックしておくといいでしょう(浅川さんが出るかどうかは不明ですが)。

ここでは扱っていませんが、剣風帖関連では小説やコミック、浅川さんが出演していないドラマCD等、東京魔人學園シリーズモノは他にもたくさんあります。外法帖関連のCDもこれからリリースされる予定らしいので、そちらの方でも出演されるでしょう。東京魔人學園シリーズからはまだまだ目が離せないようです。


というわけで、今月はちょっと気合を入れてコラムを書きました(笑)。久しぶりに書いていて楽しかったかも・・・。東京魔人學園シリーズは、浅川さんの出演しているものの中では「アキハバラ電脳組」、「ラブひな」に続いて、把握しづらいほどに数多くの作品がリリースされており、興味を持った人の為になればと思います。書いていて、僕自身の中でも整理がつきましたし(笑)。浅川さんが関連しているものしか載せていないので、魔人全般を網羅したい人には漏れている作品がかなり多いですけど(^^;。

剣風帖をクリアした暁には、また定期コラムで東京魔人學園を扱いたいと思います。でも、今プレイしているのは三國無双(ぉ。

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