浅川悠さんの出演した代表作やプロフィールなどは、おね〜さまの仕事部屋の方をご覧ください。
※ネタばれしているもの(特に定期コラム)もあるので、ご注意ください。
2002年3月20日にサイトロンから、浅川さんにとっては初のソロCDとなる「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」が発売されました。前半はCDドラマが3つ収録されており、後半はSE+浅川さんが作詞した4曲の計5曲が収録されています。その「バースディ・ディスク」の発売を記念して、浅川さんにとってはこれまた初めてとなる、ソロワンマンライブ「GIG THE NAKED」が催されました。そのレポートです。
ライブのレポではいつものことですが、MCの内容・順番は多分めちゃくちゃです。もしかしたら、覚え違いをしている部分もあるかもしれませんが御了承ください。
とりあえず、小岩M7、狭すぎっ(笑)。ライブ前から会場内はぎゅうぎゅうでした。まあ、平日にもかかわらずそれだけの人が集まったということでよしとしましょう。平日で仕事があるはずなのに、当然のように会場にいる人とかいましたしね。hydeさん、あなた福岡で働いているはずでは?(笑)
ライブハウス内の前方右側(上手側)にテレビが置いてあり、色々とプロモーション映像が流れていたのですが、ライブ開始直前に何の前触れもなく「Second wind」のプロモーションらしきものが流れてびっくりしました。おそらく、製作現場をビデオで撮ったものを編集したものだと思うのですが、Seventh Stageのときの映像が流れたり、浅川さんのセミヌード映像が流れたりとなかなかの出来でした(^^)。セミヌードといっても、CDのジャケットの撮影現場を撮ったものですけどね。浅川さんの背中越しにチラッと見えた胸は一生忘れません(笑)。あ、胸のてっぺんまでは見えなかったので、見ていない方は気を病む必要はありません(笑)。
プロモ映像が終わった後に「infection」が流れ出して今日のメンバーが入場。演奏開始後に浅川さんが入場してライブスタート。そういえば、メンバーが入場したときに
子羊「MARSさんだ〜。今日回るよ。」
MARS「ぷっ(笑)」
なんてこともありました(笑)。僕内部のMARSさんの高感度アップ(笑)。
「Can't stand」はStagesとは違うアレンジがされていて、面白かったです。こういうのもアリかなみたいな。「Waiting for YOU」はソロライブでやるとは思っていなかったので意表をつかれました。嬉しい誤算でしたヽ(´ー`)ノ。Stagesの定番というより浅川さんにとっての定番になりつつあるようで、個人的にかなり嬉しいです。いつも曲の途中でにやけてしまいます(笑)。それも必ず(笑)。
ここで「これから、温まってもらうためにMCを(笑)」ということで、一旦MC(だった気がする)。浅川さんは、会場一杯に人が入っていて満足そうでした(笑)。このときの服装は、上が白のタンクトップ(?)で下が黒のレザーのスカート(スリット入り)でした。僕はあまり前にいなかったので、実はよくわかりません。シマウマ柄のリストバンドもしていたような気がします。会場が狭い上にステージが一段高くなっているわけでもないので、「目立とうと思って、お立ち台を用意した」と言っていました。浅川さんは空き箱かなんかの上に乗って歌っていたみたいです(僕の方からはその台すら見えなかった)。その箱の中には「ビールが入っている」(by浅川悠)らしく、「機嫌がいいでーす」とのこと(笑)。
CDの発売を記念して「イベントも何回かやりましたが、どれかに来た人〜?」と会場に聞くと、ちらほらとイベントに行っていない人もいたようです。浅川さんは「はい、全員来ていたってことで」とまとめていましたが(笑)。「横浜では150人定員のところ、50人も集まってもらって、姪っ子まで来たりしてアットホームな感じだった」と言っていました。それらのイベントも全て終わり、CD関連のイベントしては今回のライブが最後になるという話の後、初のソロライブだからといって特に緊張したりしたわけではないと言っていました。気分はStagesのときとあまり変わらないようで、「初のソロライブのはずなんだけど、『ただ夏樹さんがいないだけ』という気がする」と言っていました(笑)。リハーサルも「予定より早く終わった」と言っていましたし、いい意味で緊張感がなかったようです。ただ、そのせいなのかどうかは知りませんが、ギターの荒牧さんは演奏をとちっていました(^^;。
イベントに関しては、CDの発売とは関係なしにスターチャイルドのイベントなどに出た話もあって、「他にも別のイベントにも参加して、ライブで見かける顔も(観客の中に)ちらほらいたけど、ちよちゃんが可愛くてそれどころじゃなかった」と言っていました(笑)。
「夏樹さんがいない分、今日は(ライブの時間が)短い」上に、リハも短く切り上げてしまう緊張感のなさに、「お客さんには申し訳ないなぁと思った」らしいのですが、「チケット代2500円だしいいか」という結論に達したようです(笑)。そんな浅川さんが好きさ(笑)。
とはいえ、初ソロワンマンで平日なのに多くのお客さんが来てくれたのを見て、「今日のお客さんの顔は忘れないと思います」と言っていました。「嘘くさっ」と会場から突っ込みがあると「ニヤリ」と含み笑いをしていたのが気になりますが(笑)。「来年になって忘れていたらゴメン」と既に謝っていましたし(笑)。
前々日に熱を出していた浅川さんに対して、大丈夫なのかという突っ込みがあったのですが、「調子悪いのにがんばって歌えばカッコいいかなぁと思っていたんだけど、完治しちゃった」とのこと。ライブには影響がなかったようで何よりです。
さて、次の曲に入る前に、今回のライブでは初めてコピーでもやってみようということになり、何をやろうかということになったらしいのですが、「GLAYとか今更歌ってもしょうがないし」といういことで、浅川さんにとって「高校の時に聞いて、歌とかに興味を持ったきっかけの曲」であるバービーボーイズの「ジェラシー」と、もう1曲は洋楽でSheryl Crowの曲にしたとのこと。バービーボーイズは杏子さんが好きでよく聞いていたようです。そんなわけで、次の2曲。
浅川さんが歌う、Sheryl Crowの「If It Makes You Happy」は結構よかったです。サビの部分を歌うときの浅川さんの声のかすれ具合がよくて、なかなかでした。僕はSheryl Crow本人が歌っているのは聞いたことがなかったんですけど、声もよく出ていたのではないかと思います。後日、朝のニュース番組でBGMで流れているのを聞きましたが、良い曲だと思います。
ここで、またMC。「If It Makes You Happy」はもちろん英語の歌詞なんですが、歌い終わった浅川さんは「無事歌えてよかった」と一安心(笑)。実は浅川さんはこの曲を既に人前で歌ったことがあるらしいです。浅川さんはhm3という雑誌でコラムの連載をしていますが、その連載第1回目(hm3 第19号)に
たしか4年位前、某ラジオ番組のディレクターだったO氏に誘われて身内のバンドが集まったライブに「声優だから歌えば声出るだろ」というかなり間違った考えからボーカルとしてかり出されました。
しょっちゅう曲を変更(しかも洋楽)されたアサカワが歌詞を覚えきれなくなり困ってたトコロにもう一人のギターが一言。
「1番を2回歌っちゃえばいいじゃん。英語だから客もわかんないよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・。
というようなエピソードが書いてあったのですが、当時、いきなり歌わされることになった曲が他でもない「If It Makes You Happy」で、その曲が選ばれたのも「今流行っているから」というだけの理由だったそうです(笑)。その時の客は顔見知りばかりだったのであまり気を遣わずに済んだらしいのですが、「その時にトラウマにならなくてよかった」と言っていました。
そんな話があった後に次の曲。浅川さんが「今、Second Stageって言いそうになった」と言っていたこの曲。
ここで、またMC(だった気がする)。Seventh Stageで発表されたStagesオリジナルのCDについての告知。CDの発売が延びることになりそうだということでした。「良い方向に話が広がりそうなんで、とはいっても元がわからないからお客さん達には全くわからないんだけど(笑)。まだ確定でもないし発表しちゃっていいのかなぁと思っていたら、この前のイベントで『CD、9月に延びるんですよね。夏樹さんから聞きました。』と言われて、また、あの女は・・・。この業界長いくせにべらべらと喋って」と言っていました。CDの発売が延びることは確実のようです。最初の予定よりは話が大きくなっているので延期せざるを得ないということのようです。エロゲーメーカーがグラフィックを増やすためにソフトの発売を延期するのと同じようなもんでしょう(違)。
「皆さん、まだ元気ですか〜?」ということで一気に激しい曲を続けて3曲。ラスト3曲ということでしたが、「アンコールもあるから」とちゃっかりアンコールの要求を会場にしていました(笑)。「でも、会場が明るくなったら速やかに帰ってください」とも言っていましたけどね(笑)。
これで、ライブの本編は終了。バンドのメンバーと浅川さんが退場。「bug list」の間奏で今回のメンバーの紹介がされていました。ギターが荒牧さんとMARSさん。ドラムがタナベさんでベースがウエクサさんという方でした。MARSさんは本当にヴィジュアル系という感じの人で、コーラスを入れたりクルクル回っていたり、客を煽ったりと大活躍していた気がします。
「BLIND」あたりから後ろからの押しが激しくなり、ビジネススーツ&ネクタイだった僕は急にアホくさくなって、前列から離脱し中列あたりで頭振っていました。前列の混み具合が異様で、頭振るスペースもなかったですしね。やっぱりビジネススーツでライブに行くもんじゃないです(笑)。
ちょっとした時間が経った後に、メンバーと浅川さんが再び登場。このときの浅川さんの衣装は下はさっきまでと同じで、上がバラ模様が入っている黒のシースルーの長袖。黒のブラが透けているのがセクシーでした(゜▽、゜)。僕の位置からは浅川さんの姿がほとんど見えなかったのが残念でなりません(泣)。でも、前列だと押しに耐えないといけないので面倒ですし・・・。あの異様かつ統一性のないノリは何とかならないのでしょうか(笑)。そこが面白いところでもあるのですが・・・。曲のノリとは関係ない部分でやたらと体力を消耗します(笑)。
さて、アンコールがかかっている間、浅川さんは会場の後ろにずっといたらしく、「気付いて欲しかった」と言っていました(笑)。また、息が上がっている自分に「夜の運動が足りないみたいです」と突っ込んでいました(笑)。
考えてみたら、アンコールしようにも浅川さんが歌える曲は多いわけではなく、当然といえば当然なのですが本日2回目の「Can't stand」と「Second wind」。2曲歌い終わった後に退場しようとしていた浅川さん、バンドのメンバーは動こうとしなかったのを見て「今日はお客さんのノリがいいので、もう1曲やっちゃおう」と言い出し、本当に最後の1曲。
「lilith」はやっぱり好き〜。MARSさん最高。最後のサビの部分でヘドバンしたくなります。
以上でライブは終了。Stagesの物販とか売るのかと思っていたのですが、浅川さんによると、「あっ、持ってくるの忘れた。でも、今日電車だったし。」とのことで物販はなし。特別ポストカードが付いたCDが売っていただけでした。もちろん、ポストカードのためだけに買いました(笑)。
「バースディ・ディスク "Pisces"(魚座) 浅川悠」
サイトロン(SCDC-00167) 2400円
今回のライブは凄い盛り上がっていました。っていうか、客入れすぎ(笑)。いくら会場が取れないからってあそこはもう勘弁です。あのライブハウスはロックな曲をやるところじゃなくて、テーブルにつきながらバラードとか聞くようなライブハウスじゃないかと思うのですが。
ちなみに、ライブがめちゃくちゃ熱く盛り上がっている中、僕の隣にはとある人物がいて、ライブの熱さとは対照的にその人との間には絶えず冷たい空気が流れていたという(謎)。
ライブハウスを出ると、汗びしょびしょの体に堪える寒風。死ぬかと思った・・・(笑)。次の日は仕事があるので(なんか社会人っぽい感じ(笑))、とっとと帰りました。
それでは、次のレポートまでさようなら。